バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

バレエ 手が遅れてしまうのは、タイミングを逆算して動かす

バレエ初心者の方は、手と脚のポーズの瞬間がズレがちです。特に、手が遅れやすいです。

「脚のことを考えていると、手を忘れちゃう!」

「手と脚を同時にポーズで合わせられないなぁ。」

といった方も多いのではないでしょうか。

腕の動きのタイミングを合わせられるようになるのが、上達のカギです。

ポーズの手の形を、足のポーズのタイミングと同じ瞬間で決めるようにしましょう。

アラベスクならば、足がアラベスクになっている瞬間に、手もしっかり形におさめるということです。

バレエの初心者にありがちなのは、

手が足の後に遅れて形になってしまうケースです。

たとえば、

「左右の手、どちらを上げるんだっけ?前だっけ?横だっけ?」と迷って遅れたり、

「足ばっかりに集中していたら手を動かすの忘れてた!」と動かすこと自体が遅れてしまったりしがちです。

タイミングが合わないとその先の上達が見込めません。

なので、たとえば音楽のリズムで「1」のカウントで決めるポーズがあるならば、

手も足も遅れないように、間に合わせましょう。

「1」になってから反応するのは遅れています。

「2」がくる前の、「1」と「2」の間でも遅いのです。踊りが中途半端に見えてしまいます。

遅れないようにするには、ポーズのタイミングまでを逆算して、その前から動きのスピードを計算します。

タイミングを合わせるには、その前からコントロールしなければ間に合わなくなってしまいます。

「先を見越しながら行動する」というのは、踊りの中でも必要なのですね〜。(^_^)