バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

トウシューズの発明と、憧れ

足がいっぱい並んでいます。写真は、動画の撮影中の一コマです。(笑)

トウシューズが発明されたのは、1800年代頃。

19世紀のロマン主義という流れに影響されて、「ロマンティックバレエ」という、『ラ・シルフィード』に代表されるような演目が出てきたのと同時に発明されたと考えられています。

私は、足という人体の構造自体も、もともと美しいものだと感じています。

小さな骨が積み重なって、私たちの体重がのしかかるのを支えてくれていて。

人体の構造って、知れば知るほど、理にかなっていて美しい形をしています。

だから、バレエをやると「もっとこうしなくちゃ!」「がんばらなくちゃ!」という気持ちも沸き起こりがちなのですが、

一方で、突き詰めれば人間生きているだけで美しい存在なんだなって思います。

(それは、ヨガに出会ったおかげでもあるかもしれません)

でも、人間はさらに、妖精のような軽やかさを求めて、トウシューズを発明してしまった…!

しかも、発明されてから200年以上経った今も、みんなが憧れる美しい靴であり続けています。

撮影しながら、「トウシューズを発明しちゃった人類って、すごいな…」とあらためて思ってしまいました。(今さらですがね。笑)

トウシューズって、みんなの憧れですものね。

みんなが憧れ続けたから、今もこうして残っているんだな〜。

当たり前のようですが、すごいことです。(^^)