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バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

あ、ステキだなと思わせる空気感をまとうとき。

どんな人も、その人の持つ空気感ってありますよね。

明るくてハキハキしている人。

落ち着いている人。

緊張気味な人。

優雅な人。

女性は特に、こうした、人の持つ空気感・オーラには敏感な人が多いのではないでしょうか。

彫刻を見ても、なんだかそういう空気感ってありますよね。

日常生活でも、「この人といると、なんだか和むなぁ」とか

「この人とは、なんだか落ち着かないなぁ」とか

いろいろあるかもしれません(笑)。

バレエを踊るときには、演じる役柄にもよりますが、

優雅な踊りには、ふさわしい空気感をまとうことが大切になります。

「じゃあ、空気感って、どうやったら出せるの?」

そうなんです。それが、見よう見まねではわからないものなんですよね。

バレエでは、体の動かし方や、姿勢の取り方で、表現していきます。

だからといって、教科書に載っていることを丸暗記しても、それだけでは表現できません。

単調な動きは、ラジオ体操のようになってしまいます。

レッスンの受講生さんに表現を引き出したいときは、いろんなイメージから落とし込んでもらいます。

特に、単調な動きに深みを出したいときは、呼吸を感じてもらいます。

自分が息をするだけでなく、それが周りの人に見えるように動くのがポイントです。

すると、動きが、体操ではなく「踊り」になっていきます。

自分の体の周りの気体や、スタジオ・劇場全体の空気を動かすつもりで、目に見えない空気を動かすようにするのです。

空気なんか見えないでしょ、と思ってはなりません。するといつまでも変わりません。

バレエというのは、目に見える体の動きだけでなく、目に見えない空気の動きを見ている人に伝えられるダンサーほど、美しいものです。

「大人から初めているから無理」と思ってしまってはいつまでも変わりません。

私の受講生さんで、毎回真剣にレッスンをしてきたのち、急に見違えるように空気感が変わった方がいます。何人もです。

手の形、足の位置、姿勢の取り方、それらは少しずつ変わってきましたから、肉体の見た目が変わったのはもちろんあります。

でも、それ以上に、空気感が違うのです。

たとえ同じ体の姿勢をとったとしても、内面が変わるとレッスンで分かります。

私はその方の変化に気づいたとき、ご本人に意識を訊ねます。「変わったのかもしれないけど、はっきりまだ自覚できないです」という答えがとても多いです。

バレエの先生方というのは、生徒さんの気持ちの変化まで気づいてしまうくらいに敏感な感受性を持っています。

なので、もしいい変化を言われたら、まだ自信がなくとも自信を持ってみてください。

オペラ座のエトワールのように仕草を綺麗にしたいと思ったら、心でいっぱいにその美しさを感じてみてください。

心で感じていることが、あなたの表現になり、あなたの空気感になります。

ヨガでも、目に見えないプラーナというエネルギーを清らかにさせることを大切に考えますが

バレエの空気感においても、目に見えないものを感じるという意味では、すごく似通っているように私は思っています。