バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

白鳥を踊るために。地道でも一歩ずつ近づこうとする姿こそ、「美」そのもの

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先日の個人レッスンでは、白鳥の踊りのために頭に羽根をつけて練習しました。

「わぁ、憧れだったんです」とおっしゃってました!

きっと、「まさか、自分がつける日がくるなんて」という感じになりますよね。

大人バレリーナのみなさんも、もし機会があったら白鳥を踊ってみたい!という思いはおありなのではないでしょうか。

手に持って見ると、こんな感じ。

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羽が丁寧に貼り合わせてあります。

そして、頭のカーブにそうように、土台が綺麗にできています。大事に作られたのが伝わってきますね!

ますます、白鳥の気品高さを身を持って実感するような貴重なひととき。

個人レッスンでは、前半の時間にも、みっちり細かく基礎固めをしています。

受講生のみなさんは、いつも頭がパンパンだと思います(笑)

限界にならない程度に、でも、もう少しできるようになりそう!というポイントを掘り起こしているので、みなさんとてもがんばっていらっしゃいます。

できる範囲の中で1つずつ確かにしていくというのが、みなさん本当に実行されていて、すばらしいなと日々思っています。

初めは自分には遠い目標に思えたとしても、着実に近づいていくステップを踏んでいれば、ちゃんと前に進んでいきます。

もし、今日どれだけ進められたか実感できなくてもいいんです。

自分を客観視するのは難しいこと。

私は隣でみていますので、変化をみていますし、それをお伝えしています。

ご自分でもあとでふと振り返ったときに、着実な足あとが見えてくるので、大丈夫です。

地道でも一歩ずつ近づこうとする姿こそ、「美」そのものだなぁと、受講生さんの姿からしみじみ感じさせられます。

ますます、みなさんの踊りの仕上げが楽しみです。