バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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バレエのために日常の座り方で気をつけたいこと-女の子座り、正座、あぐら

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レッスン以外の日常生活、どんな座り方が多いですか? 今回は、床で座るのに多いパターン「女の子座り(横坐り、お姉さん座り」「正座」「あぐら」それぞれについて、バレエダンサーが気をつけていることをシェアしました。 どんな座り方でも、やっぱり「長時間同じ姿勢で座りっぱなしにしないこと」が何よりですので、おたがい気をつけていきましょうね!

女の子座り(横座り)は骨盤が歪みやすいので注意

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日本女性がする女の子座りは日常のマナー的に必要ですが、バレエのためには姿勢が歪みやすいので要注意です。

特に、正座からほんの少し崩したくらいの座り方ですと、見た目は日本の女性らしく美しいのですが、バレエのためにはどうか?と言うと、かなり姿勢がねじれてしまっています。

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なんとなく習慣になってしまっている人や、椅子の上でも脚を横に組んでしまうような人は、知らず知らず姿勢を歪めてしまいます。

姿勢が違う?一般的な女の子座りとバレエの座り方

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実は、バレエでも横座りがあります。でも、典型的な日本人の女の子座りとは違います。

膝をさらに30〜40㎝開きます。(場合によってはもっと)

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床の接地面を広くし、骨盤を安定させて背骨を伸ばしやすくするためです。

膝関節の捻りも、膝を開いていることで、多少抑えられます。

どうしても横座りをしないといけないときには、知っておくとよいですね。タイトスカートだとできない体勢ですが…

ひざが弱いダンサーは正座をしない

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ひざを故障したことのあるダンサーは、膝関節に余計な負荷をかけないために、正座を避けます。

正座というのは、日本文化でとても大事な所作ですし、マナーを意識するためにも必要な座り方ですよね。

私は幸い、今のところ膝の懸念が少ないので、必要なときには正座をしますが、脚を使うボディワーカーのみなさんにもぜひ気をつけてほしいことです。

体重が強くかかった状態で、膝を屈曲させつづけてしまうので、違和感がある人はあまりやらないほうがよいでしょう。

正座は脚が歪む?

日本のバレエ界では、昔から、「正座はしない!」と注意されることもよくありました。というのも、膝のお皿(膝蓋骨)が前に飛び出やすいからという理由です。本当にそうなのか、医学的にもはっきりわからないようですが、もしかしたら昔の日本社会で正座が多かった時代には、現代人よりも膝が飛び出ていたのかもしれません。

いずれにしても、正座ではかかとを外にずらして座ることが多く、その形でバレエを踊ると「鎌足」(かかとを外に歪ませた足でバレエではNG)になりますので、あまり変な癖をつけたくない方は長時間しないように気をつけましょう。

あぐらで歪みを最小限にするポイント

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あぐらは、バレエダンサーもよくスタジオのすみで待っている時などに行います。股関節や太もも周辺の筋肉を休めて座れるからです。

骨盤の歪みを防ぐためには、左右を組み替えましょう。

股関節が開くならば、すねを交差するのでなく平行に置くと偏りを防げます。太ももがぺたんと床につく方はぜひこちらで。

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無理すると膝をねじるので注意してくださいね。

正しい座り方でも長時間の同じ姿勢は禁物

いずれも長時間同じ姿勢にはならないように気をつけましょう。

どんなに姿勢をまっすぐにして微動だにせず骨盤を安定させていたとしても… 1時間、2時間、と同じ姿勢を取り続けていては、筋肉や筋膜が硬くなって、こわばってきてしまいます。

Apple Watchは、長時間同じ姿勢になっていると、アラーム「スタンドの時間です!」と、知らせてくれる機能があります。

つい座る時間が長くなってしまう方は、時計やタイマーも活用して、立ち上がる動作をしてから座り直すようにしていきましょう。

解説動画