バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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ご感想「何年もわからなかった足の上げ方がわかりました」

バレエのレッスンをふだんから続けている方でも、なかなか直せない癖というのは多種多様です。

ある日の個人レッスンでは、「どうしても足を上げたときのつま先のラインを直したい」という受講生さんがいらっしゃいました。

先生に注意されても、なかなか直せないので、気になってはいるけれど、どうしたら良いのか分からないという状態になっていたそうです。

その他にも基礎固めをしたいということで、バレエの基本である立ち姿勢・手の形・足のポジション・動きのやり方を基本からおさらいしていきました。

そして、レッスンの後半で、足を上げたときのつま先の形をチェックしていきました。

「普段のように足を上げてみてください」とお願いして、形をチェックします。

そして、直したいポイントを確認。

私も手でサポートしながら、必要な筋肉を働かせている意識がご自分であるかを聞いていきます。

そのとき、ご本人が今まで思っていた筋肉と、違う筋肉が必要な状態であることがよくあります。

「あっ、ここの筋肉を使うんですか!」

そういう驚きもまじえながら、間違っている体の使い方のイメージ修正させていきます。

バレエの形というのは、シンプルに見えます。

でも、見た目以上に細部のパーツでコントロールします。

つま先の形を直したいからといって、つま先だけでは直せないのです。

足首〜すね〜ひざ関節〜太ももまでの筋肉がつながって協働しています。

どこか1つの力の掛け方が変わってしまうと、全体の力の協働も変わってしまいます。

そのよくある例は、アチチュード。

膝を曲げて上げればいいのかというと、単にそれだけではバレエらしい脚のアーチにはならないので、細かい癖を取り除いて正しい筋肉の使い方を体に覚えさせていきます。

こちらの受講生さんも、つま先の形を直すために脚全体から直し、すねから回しあげるようにした瞬間に、イナズマが走ったかのようにビビビッ!と体が反応していました(笑)

長年の悩みであったつま先の形が、自分でハッキリと正しい形に入れることを発見できたからです。

「あっ、こういうことですね!!!やっと、わかりました!!!」

すごく驚いて喜んでくださり、私もご本人の悩みが氷解されたのを見てとても嬉しかったです。

こういったプロセスは、パズルのようでもあります。

受講生がご自分では分からない謎を、私も一緒に観察し、場合によっては、「ご自分がどこに意識をしているのか?」もヒアリングします。

ストレートに「どこに力が入ってますか?」「どこが疲れますか?」「どこが痛いですか?」とお聞きしたりします。

その上で、本来力を入れて欲しいパーツに対して「ここを使う感覚はありますか?」というのも聞きます。

必要な感覚がなければ、その感覚をどうしたら体で覚えられるかを伝えていきます。

その時々に応じて、私もその形を行い、筋肉が収縮する感覚を手で触っていただくこともあります。(女性同士だからこそ遠慮なく…笑)

体で覚えるというのは、本来難しいものです。

それでも、言葉のコミュニケーションと、体を動かす感覚を体験しながら、できるだけリアルに手応えを感じられるレベルを目指して、いつも一緒に向き合っています。

受講生さんからのご感想

「昨日はレッスンをありがとうございました。
充実した濃い内容で、早速今日のクラスレッスンで、タンデュ、ジュテ、ロンデジャンブ等で活かせました。
グランジュテもいつもよりスプリッツができたと思います。
今からでも変われるのが嬉しいです。」

そう、今からでも変われるのです。

バレエ個人レッスンのプライベートコースでは、お一人ずつかなり深いレベルで、ご本人の無意識な体のイメージまで掘り下げながら、上達の鍵を発掘させていきます。

※ 一度理解しても毎回できるようになるには、誰でも復習が必要ですし、前にできたことができない日があったとしても、それはさほど落胆しなくても大丈夫です。

(個人レッスンというだけで緊張しやすいものですし、そこまでプレッシャーに追い込まなくても大丈夫です。怒ったり感情的になることはありません。笑)

それよりも、ご自分でやろうとしたときに、正しいやり方を理解できているか・間違った癖がついていないか?ということを淡々と客観的にチェックしています。

個人レッスン一回で取り上げる内容はとても多く、また個人レッスンという形式上、グループレッスンのようなレポートはできないのですが、

多くの大人バレリーナの方に共通しやすいテーマをこれからも発信していきます。

みっちりがんばっているみなさんの個人レッスンの雰囲気も、ブログから感じて取っていただけたら嬉しいです♪