バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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バレエタイツ色選び ロイヤルピンク・ヨーロピアンピンク

初心者でバレエタイツを買ってみようかなというとき、色や形に細かい種類があって迷うことがあります。ピンク色だけでも種類があり、さらには足の裏に穴があいていたり、トレンカになっていたり… 初心者の人にとっては混乱しやすいものです。さくっと選び方を紹介します。

バレエタイツの個人的なおすすめはチャコットのベロネーゼで、色が綺麗に発色し、洗濯をして使い続けていっても繊維が丈夫で綺麗に保ちやすいな〜という印象です。しかも、股下がずれにくい(笑←でも重要。あとで書きます)。

ピンク色も2種類ある

ベロネーゼのタイツは、ピンクだけで2色あります。

並べてみた感じ、違いが見えますか?

右が、ロイヤルピンク。うすい桃色で、桜色のようにも見えます。

左が、ヨーロピアンピンク。少しオレンジ寄りなピンクで、肌に近いような色ですね。

(撮影でちょっと失敗しちゃって明るさが出なくてすみません。カメラ修行しておきます…)

ロイヤルピンクは発表会の定番

ロイヤルピンクは、一般的なバレエ教室の発表会でよく使われるカラーです。お子さんはほとんどロイヤルピンクであることが多いです。バレエ衣装には、パステルカラーや薄い色も多いですので、舞台の照明にも映えてどんな衣装にも使いやすい色です。黒チュチュでもばっちりです。

ヨーロピアンピンクは甘さ控えめ

ヨーロピアンピンクは、少し大人っぽい印象が(個人的に)あります。ジプシーぽい役柄だとか、町娘だとか、モダン系にもフィットしやすい印象です。ロイヤルピンクが華やかな印象があるのに対して、こちらはファンシーさを押さえた肌色感というか。(主観です)

日常のレッスンではどっち?

レッスンでは、どちらのピンク色を使ってもOK!日常のストッキングよりも厚みがあって色もしっかりあるので、慣れないと抵抗があるかもしれませんが、激しい運動量のバレエダンサーが違和感なく履き続けられるように、とても丁寧なつくりで汗のこともケアされています。

ほかにも黒色や、お店によってはグレー色っぽいものも出てきたようです。大人バレリーナにとっては嬉しい配色ですよね。

ふつうのタイツとの履き心地は違う?

バレエタイツではない普通のストッキングやタイツをレッスンで使うと、たるみやすく、特に股下がずれて落ちてきてしまうこともあります。これは、結構気になってきます。レッスンの最中に、タイツを直したりもできませんし、なにより筋肉のラインがうまく見えないと先生もうまく指導できないことも(ジュニアのみなさんは特に重要です)。

ふつうのアパレルのタイツは、日常生活をしている範囲ではそこまで気にならないのですが、バレエ となると、開脚をしたり、ジャンプしたり、足を上げて跳んだり回ったりするので、股関節をストレスフリーに動かせるのはとても大切。その点で、子供の頃からいろんなバレエ用品店のタイツを使ってきまして各メーカー良いものがありますが、やはりチャコットさんのクオリティは安心して使えます。

発表会では、お教室ごとに色の指定が出ることがほとんど。みんなで並んだ時に色の違いがわかってしまうからです。

穴あきとフーター

色が決まったところで、よく見ると、「穴あき」「フーター」という表記があります。

昔はフーター(穴が無いふつうのタイツ)が主流で、穴あきはなかったのですが、最近はトウシューズを履く人が指先の応急処置をしたいときにすぐに脱げるよう「穴あき」が増えました。

3〜4センチの小さな穴で、広げてつま先・足指を出すことができます。伝線しないようにしっかりと末端の処理がされていて、ふつうに立っているときには穴は見えません。

穴あき?フーター?どっちにしようかな… これも悩んでしまうかもしれませんが。

個人的には、トウシューズをはかない人でも、バレエシューズだけの人でも、「穴あき」をおすすめします!

というのは、バレエのレッスン前後に足指のトレーニングをしたいときに、指を出してゴムやスーパーボールでエクササイズすることができるからです。また、ストレッチのクラスを受けるときにも、裸足になりたいときが出てきたりします。私のクラスでいうなら、「バレエのためのヨガクラス」でもヨガマットの上では裸足になります。

アパレルのタイツでは、足の裏に穴なんてあいてないので、違和感マックスかもしれません(笑)でも、あとで自分でハサミを入れて切ると伝線しやすくなってしまいます(でも昔はそうしていました)。バレエシューズをはいたら穴なんてわからないですし、ダンサーによっては足首から下を裸足にする人もいます。(トウシューズの中でタイツがすべると足がずれてしまうため)

好みで選んでみましょう。

発表会では、タイツを2本準備する

バレエ発表会に出るときは、タイツを2本準備します。穴が空いたり汚れたりしたタイツで舞台に立たないように、本番用の綺麗なタイツをとっておいたり、新品を2本用意する人もいます。(そこまで神経質な舞台でなければ、新品でなくとも綺麗なタイツでもいいと思います。状況次第。)

ちなみに、上の写真の右はロイヤルピンクで新品。左はヨーロピアンピンクで1度洗濯したもの。1度洗濯したくらいならそこまでスレませんが、何度も洗っていくと色落ちします。白っぽくなっていきます。

発表会の当日は、タイツを2本用意する、というのがバレエ界の文化になっていたりします。リハーサル(ゲネプロ)や楽屋などで、なにかと汚れがついてしまうことがまれにあるからです。食べ物・飲み物・化粧品・床のほこり・松ヤニの黒い汚れなどで、意外と汚れやすいのです。そんなときのために、替えのタイツを持っておくというのがバレリーナの美意識になっています。ここまでするの?!という感じもしますが、そのタイツはまたレッスンで何度も使えるので、みんなそうしてやりくりしていました。

色移りに気をつけて

バレエタイツのピンクは、なにかと他のアイテムから色移りしやすいです。雨の日の靴下・靴から色移りしたり、洗濯した時に色の濃いウェアから浸み出してしまったり。練習用ならばさほど大問題ではありませんが、けっこう色移り経験が多いので、みなさんもお気をつけくださいね。

バレエは奥が深い世界ですが、タイツひとつとっても、こんなにキレイの秘密が詰まっています。

バレエタイツをためしてみたい方、ぜひチャレンジをしてみては。