バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

考え方のシフト

前は体の使い方に特化して情報発信していましたが、最近はバレエのウェア、レオタード、スカート、コスメのことなども紹介していたところ…ひそかに「わたしも買ってみたんです」「化粧品見てきました」という生徒さんがいらして、すっごく嬉しいです〜♪

実は、こういうネタは、なんとなく今まで控えるようにしていたんですよね。

バレエ界はやはり一般社会よりもストイックな世界なので、レッスンを向上するほうが先で、こういうことは二の次というような文化があるように昔から思っています。(うまく書けないんですが、言いたいこと、なんとなくわかりますよね?)

厳しいバレエ学校でジュニアを養成しているならば厳格な印象も大事かもしれませんが、別にそこまで考えすぎなくてもいいわけで、結局は個人の趣味嗜好なのです。

でもみなさんご存知の通り、私は結構真面目に捉える人間なので(社会人になっても何度真面目だねと先輩に言われたとこか)、なんとなく昔から染み付いた業界の性格が、私の中にも強く根付いていました。この世界で育ってきた人間として、教わる前に見て盗まなくてはならない世界、ある意味仕方ありません。

でも、あるとき思いました。

「外見を整えることやウェアをお洒落に楽しもうとすることを、控える必要あるかな?むしろ、女性同士なら、色々情報交換できた方が良くない?」

そんな風に考え方をシフトしたんですね。

なぜこう思うようになったかというと、生徒さんも自分に磨きをかけることに目覚めていく姿を見て、こういうのって心がけで内面変わるものなんだなぁと思うようになったからです。

また、ある分野で一流の演技・ステージパフォーマンスをされている生徒さんもいらっしゃいます。モデルさん、女優さんにしてみれば日常からも美意識を高めるということは当たり前。バレエダンサーも、同様にしてみんな心がけていることはたくさんあります。自分も恥を感じたり罪悪感を持たなくてもいいのではないかなぁ、と思うようになったのです。

あとは、レッスンの雰囲気づくりにも影響していました。

大人バレリーナのみなさんは割と控えめな性格の方が多く、レッスンでも地味な色を好む人もいます。それは好みですし、私もモノトーンにしたい日もあります。

でも一方で、率先して私は明るい色や華やかな印象になるウェアを選ぶようにしてきました。インストラクターとして目立つ色にしたほうがみなさんも見やすくて分かりやすいと思ったからです。すると、自然と、みなさんの身につけるものも華やかにシフトされてきました。なによりお人柄も華やかに見えるようになるケースを見てきました。(まじまじと見ている訳ではありません。笑 でも濃密な時間を一緒に過ごしてバレエ人生分かち合っているので気づくことってあるんですよね)

何色だから良い、悪いとかじゃないですよ!女性だからこそウェアでもスタイリングを楽しんでみるとか、日頃から上品な立ち振る舞いを心がけてエレガントに過ごすことを楽しめるというポジティブな影響がステキなことだなと思ったんです。

個人レッスンにいらっしゃるみなさんも、ひそかに細かい美意識をどんどん磨かれていくのか、綺麗になっていかれる方が実は多いです。もちろん姿勢がよくなって自信を持つようになることも大きな要因ですが、それだけでなく、いい意味で外見にも楽しんでいることが表れてくるといいますか。ご年齢も20代、30代の方もいますし、40代、50代、60代などなどの皆さま。年齢のことなんか忘れてもっと自分自身を高めたい、体の可能性に向き合いたい、美しく魅せるということを意識したい、というお気持ちの表れが出てくるのでしょうね… 女性としてそういう気持ちってすごく共感しますし、バレエという美を極める分野で生きてきたからこそそういうエネルギーは私も大好きでどんどん応援したくなります。

レッスンはトコトン真面目にやっていますが、レッスンの前後や日常生活も豊かになるような、楽しむヒントだったり、モチベーション上げるスイッチもみんなでシェアした方が楽しいと思っていますので、みなさんもぜひ楽しみましょう〜♡

ちなみに今日は、個人レッスンの方より、ピアノを始めた私にぴったりだと思って!とこちらの本を紹介してくださいました!

体の使い方からピアノの弾き方を研究するアプローチ、勧めてくださった理由がわかります!興味あり!

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みなさんも、素敵な春にしていきましょうね〜!