バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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バレエの体のメンテナンス - オステオパシーの先生

今週は、バレエの体のメンテナンスとして昔から利用している「オステオパシー」を受けてきました。前からお世話になっている高垣俊介先生の、池袋オステオパシー施術院です!つい先日新しい場所で開院されて初めて行きました。

私がオステオパシーを知ったのは、中学生くらいの頃。

怪我をしないためにも体を整えたほうがいいと周りの先輩プロバレリーナのみなさんにいろいろ教えてもらい、あらゆる整体術を体験してきました。(行かせてくれた両親には、とっても感謝しています)

大人になってもいろいろなものを体験してきたので…体をケアするものはすべて振り返るといろんな種類を体験したことがあります。各種マッサージ、カイロプラクティック、鍼、中国式整体、ロミロミ、リフレクソロジーなど… 。整体だけでなくリラクゼーションもありますが、癒しは大事ですし、普段は気がつかないことに向きあうきっかけにもなりますね。

そんな中で、バレエダンサーとしての視点から、骨格を整えるために一番信頼をおいているのが、オステオパシーです。

日本ではまだまだ認知度が低いと思いますが、欧米ではもっと進んでいるホリスティックな代替医療の分野の1つになります。お医者さんになるのと同じくらい勉強が必要な上に、さまざまな手技や東洋医学的な考え方も求められるアプローチです。

私がこんなに信頼を置くようになったのは理由があります。

高校生のころ、捻挫で足首の靭帯を3つほどくじいてしまったことがあります。

怪我した直後に予定していた舞台にどうしても出たくて、バレエシューズの作品だったので無理を承知で応急処置をして出ました。

舞台はなんとか終わり、その後トウシューズを履けるようになるまで治療が必要でした。

でも、その時に受診したところでは治ることができず、日々足首は固まっていきました。

固定すればいいのかもよくわからないまま、整形外科や整骨院でも分かりませんでした。

当時みてもらった整形外科では、日常生活に支障が出ないということは理解されていたのですが、バレエのトウシューズのように特殊な動きまでの分析まではみてもらえず、困り果てたまま転々として結局二ヶ月くらい経ってしまいました。

それでも、まだトウシューズが履けないほど、足首が拘縮してしまったようで、甲も伸ばせず、体重を乗せることもできませんでした。ガチガチの足首に愕然としてしまいました。

そのとき、数年前に行ったオステオパシーの先生のことを思い出して、最後の頼みの綱と思い連絡し、ようやくみていただくことができました。とても人気の先生なので、なかなか空きも少なかったのですが、やっと思いで行きました。

オステオパシーを受けるのは3、4回目だったかと思います。手技はとてもソフトで、でも行くとバレエの姿勢の取り方が楽になったり、左右の歪みが治ると帰り道に違和感をおぼえながら効果を感じるのはわかっていました。

足首のことを伝えて、怪我したときの転倒の様子も話しました。すると、先生はすぐ短時間で全体像を把握したようにされ、足首以外の場所から整えていかれました。たしか、頭蓋骨から背骨と骨盤までの歪みを直しながら、全身を整えていかれたと記憶しています。そして、最後の最後に足首をそっと触って、痛みもなくちょっと動かしたようにして整えていました。

ほら、ちょっと見て。と言われて、足首を確認すると、足首が二ヶ月近く振りにクルクルと回るようになりました。「えぇっ!!」今まで、電気をあてたりシップを貼ったり薬をぬったり動かそうとしたりいろんなことをやっても動かなかった足首が、やっと360度の方向に回せるようになりました。とても、とても、びっくりしました。

捻挫をして詰まって硬くなっていたものがほぐれて、これならトウシューズが履けるくらい甲が回復するかもしれない、と希望が持てました。そんな風に思えたのはその時が久しぶりだったと思います。

そのあと、一、二回通ってトウシューズを履けるくらいまで回復できました。(実はいまだに古傷として出てきやすいので、一生付き合うと思っています)

とても不思議ですが、実際に体験したことです。

そのときの先生は、怪我をしたら早く来ることと、怪我をしたときに歪みが生じている場合それも直さないと故障が治らないことがあるのだと教えてくれました。

たしかに、私は捻挫をしたときにトウシューズで立った状態のままつまづいて足首が転倒してしまっていたのでした。足首の捻挫だからと思って、足首のことばかり考えていましたが、転倒したときのショックで、日頃の歪みにさらに勢いが加わって歪みが拡大したり拘縮が広がってしまったのだろうなと思います。

この体験は辛くて悩みも多かったですが、それと引き換えに、体を守るための大事な考え方を学んだのでした。

日頃から歪みを整えておくことは、怪我の防止になる。

歪みはだれでも起こりえるもので、強い方と弱い方のバランスが崩れるほど、弱い方ばかり怪我をしたり故障が出やすくなる。弱い方は、筋力そのものだけでなく、神経の感覚なども関係する。

弱い方を直さなければ、故障の回復が遅れたり、再発する可能性が高くなる。

若いうちは、筋肉をマッサージするよりも、筋肉は疲労回復できる力があるのだから、骨格を整えるほうを優先したほうがいい。

こういったことを知ってから、自分の体で何かが起きてしまったときの対処の方法が変わりました。

オステオパシーは統合的医療だからこそ、ダンサーの怪我や回復の仕方も考えて一緒に向き合ってくださるのだなと実感しました。

その後、私は大学に進学したり就職したりで、住む場所も変わってしまったので、かれこれここ8,9年は、高垣俊介先生にお願いしています。

私と同年代くらいのお若い先生ですが、経験が長く、学校でも教えていらしたり、妊産婦さんや新生児(何ヶ月からでもOKなんだそう)も診てくださる先生です。

私は体の中の感覚がバレエダンサーとしても、ヨガインストラクターとしても、普通より敏感に感じることがあるので、高垣先生はそういう細かな反応もくみとってくださり、話を理解していただけるのがありがたいなと思っています。自分の身体知を整理するためにも、先生と話が合うっていうのは、大事ですよね…。

日本では、カイロプラクティックのほうが一般に知名度が高くなっていますが、私は自分の経験もふまえて、もし誰かに何かおすすめを聞かれたら、オステオパシーと答えます。もちろん先生によっても多少違いはあるかもしれませんが、考え方のアプローチは一番自分にフィットしていると思っています。

高垣俊介先生は、ふだん各地で施術されていますが、最近、池袋で新しく開院をされました。バレエ界以外のとある友人も、紹介してからずっと数年通っていて、かなり猫背気味だったのが改善されて、「良い姿勢の方が楽!」と言っているくらい変わりました(笑)。

高垣先生の人柄そのままの温厚な、落ち着く空間で診ていただけますよ〜。

ただ、ほかの代替医療と同様に、いかなる故障すべてを治せるわけではありませんので、無理を言ってどうにかしてくださいといっても無理は無理ですので、それは大前提で受けてくださいね。

《体との向き合い方を、新しい視点で勉強しに行く》という気持ちで行ってみるのが、賢いバレリーナだと思います。

大人バレリーナの方で、膝、腰、背骨などの故障や違和感がある方は、一度受けるだけでもなにか発見があるのではないかなと思います。

今度、YouTubeにもシェアしたいなぁと思っています♪(先生にお願いして…。お楽しみに〜)

池袋オステオパシー施術院
院長 高垣俊介先生
https://sites.google.com/view/ikebukuro-osteopathy/
〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-6-2 ハイライフ五岳207
090-5427-9499
shunoste1221@gmail.com

足首を治したときのエピソード