バレリーナは高貴で上品な女性を演じることが多く、それを象徴する”ティアラ”をつけて踊ります。
シニヨンを結い上げた髪に、きらびやかなティアラをのせると、心もからだも引き上がります。 バレエを習い始めたばかりの子どもたちも、ティアラをのせてもらうと、まるでお姫様になったかのように目を輝かせます。
バレエをあまり観たことがなくても、「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンが演じた王女を観た方は多いはず。
http://www.biographyonline.net/humanitarian/audrey_hepburn.html
まっすぐ、ほっそりと伸びた美しい首筋とデコルテに、まばゆい光を放つティアラが輝き、とても似合っていましたね。 実はオードリー・ヘップバーンも、若い頃にバレエのレッスンを受けていた女性の一人です。 結婚式でティアラをつけたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ティアラは、多くの女性の夢と憧れのひとつですね。
バレリーナは、ティアラができるだけ高い位置になるように、首筋や肩のラインを正します。
もし、ティアラが低い状態になっていたら、どんな姿勢になっているかを想像してみてください。
例えば、猫背や巻き肩になっているときです。 首が前に突き出て、顔も前に倒れます。 正面からみると、姿勢が悪いだけでなく、顔も大きく見えてしまうのです。エレガントには見えません。
だから、ティアラが高くなるように首筋をまっすぐに保ち、肩を開いてデコルテを開くようにするのです。耳と肩はできるだけ離すようにします。すると、ティアラがもっとも美しく見える姿勢になります。
美しい姿勢は、アクセサリーがもっとも美しく見えます。 せっかくのお気に入りのアクセサリーを身につけたら、ふさわしい姿勢を保ちたいですね。