バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

ヨガは、自分の人生を愛することを気づかせてくれた。

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ヨガを愛することは、自分の人生をまるごと愛すること。

わたしはそう思っています。

というのも、自分が心の病になったことがあり、ヨガを通じて、唯一無二の自分の人生を愛する素晴らしさに気づかされたからです。

それがきっかけで、ヨガの素晴らしさをシェアしたいと思い、インストラクター活動をすることを決意しました。

心の病にかかったときは、とてもショックでした。 健康なときには想像できなかったほど、全身の不調が引き起こされ、心は真っ暗やみでした。真夜中の暗やみというより、どこまでも深い絶望の暗やみでした。 SOSをだしていた心の声を抱きしめるのが遅かったようです。

毎日一分一分を過ごすのに精一杯で、エネルギーが消耗していきます。疲弊しきった矢先に「心ひとつで人は死ぬんだな」と静かに感じとりました。

「どうせ死んでしまうなら、新しい命をもらったつもりで時間を過ごしてみたら」という心の声も、かすかに聞こえました。

そこで、わらをすがる思いで、ヨガと呼吸法と瞑想に取り組みました。

数ヶ月たったある日の、瞑想のクラスを受けていたときです。
心の暗やみに、突然オレンジ色の陽だまりのような光が差し込みました。

まるで、森の木々の影にきらきらとした光が空からすーっと差し込むようでした。

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それは数分間だけで、また不安定にもどってしまいましたが、うつになって以来はじめて健康な心を垣間見たような瞬間でした。

それまでは不安定な心を紛らわせるために、いろんなものを探し求めてもがいていました。

でも、ほんとうは、なにもいらなかった。

瞑想をしている自分は、なにも持たず、からっぽの心だけ。

そうか、生まれたままの自分の体ひとつあればよかったんだ。

そう感じ取ったのです。

幸せは、自分の内に宿っている。

そのことをわたしたちはつい忘れてしまうのだと思います。

同じ世界を見つめていても、くもったメガネでは視界がよく見えないのと同じように、
ヨガで心のくもりを洗い流せば、きらきらとした世界がもどってきたのです。

大切なことを学ばせてくれた、過去の自分に感謝しています。

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ヨガは、なにも持たず、生まれたままの体一つで、
自分の内に平和をもたらすものです。

どんな土地に住んでいても、
どんな仕事をしていても、
どんな体型をしていても、
どんな過去を持っていても、
生まれたままの体ひとつあればいいのです。

幸せは、体の内に宿っているから。

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ヨガを愛することは、自分の人生をまるごと愛すること。

この地球に生まれた喜びを

この瞬間に生きる愛しさを

この人生であなたと巡り会えた奇跡を

この世に生まれおちたときから自分に宿っている幸せを

胸にしっかりと抱きしめること。

愛はどこまでも深く大きく世界に広げていくことができると信じています。