バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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バレエが日本で始まって100年 創成期の先生方から学んだこと

今回は個人的な思い、バレエの先生について思い出すことです・・・。

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先日、偉大なバレリーナでおられた谷桃子先生が亡くなられました。また、ロシアの伝説的な存在のマイヤ・プリセツカヤさんも亡くなられました。20世紀往年の名バレリーナが次々旅立たれると、寂しさを感じずにはいられません。ご冥福をお祈りします。

谷桃子先生は、私が子供の頃から各地で師事していた何人もの先生の、”先生”でおられた方で、自分は直接お世話になったことが無いのですが、物心つく頃から偉大な存在を感じていました。

昭和の戦前戦後の物資が少ない世の中で、トウシューズや練習着がどれだけ貴重であったかという話を聞くことがありました。”女は度胸よ。”という言葉がぴったりの先生方でした。

バレエが日本にやってきてから約100年。 今は少しのお金があればトウシューズはすぐ手に入ります。バレエを続けることも、戦後の動乱の時代と比べたら、そんなに難しいことではありません。
かつてのソ連の芸術家たちのように、好きな芸術のために亡命する必要もありません。

自分が生きている時代でバレエに携われることが、どれだけ恵まれているのか。

バレエに限らずともあらゆる歴史上の偉大な芸術家たちが、今の自分たち世代に生きていたら、どんな新しいことをするだろう?と思いを馳せます。

芸術文化は、どんなに保存手段があったところで、やはり直接人の手から手に渡って受け継がれていくものだと私は思います。
ならば自分は自分に渡してもらったこと・できることをひとつずつやっていきたい。
というか、結局それしかないんだなあ・・・と思います。