7月12日〜13日は、乗鞍ヨガ・リトリートを開催しました。1日目の続き、ディナーの後の安眠ヨガタイムです。
ディナーを楽しんだ後に
乗鞍ヨガ・リトリートの美味しいディナーを楽しんだ頃には、もう20時すぎ。
都会で忙しく夜遅くまで残業しているような人たちにとっては、普段よりも早めにディナーが終わって、なんて健康的な生活なのでしょうか(笑)。
温泉に入ったり、お部屋でお茶を飲んだり、ベッドでくつろいだりする時間になります。
21時、安眠ヨガスタート
ホテルの2階ロビーで「安眠ヨガ」を開催しました。
もちろん、もうお疲れで寝たい方や、お風呂に入りたい方は無理せずお休みしてもらいましたが、予想以上に皆さん参加してくださり、内心びっくり(笑)。
アルムのスタッフさんも、一緒に参加して、ロビーは満員状態でした。*1
急遽、ペアワークも追加
予定では、20分間で「夜にリラックスするヨガのコツ」を紹介するつもりで組んでいました。
実は、昼間の屋外ヨガや参加者様の様子から、「ペアワークをやったらもっと満足していただけるのでは」と直感がありました。
そこで、無理のない方は、ペアワークも実践する流れにしたところ、思いのほか気持ちいい!と。全員ペアワークまで参加されました。
こんなことをやりました
- 食後におすすめのヨガのポーズ(キャットテールのポーズ)
- まくらを使って、安眠に効く前屈のポーズ(背中も首もリラックス)
- (ペアワーク)ヨガブロックや、ボルスター(ヨガ用の長枕)を使ったリストラティブヨガ*2
- (ペアワーク)2人ペアで手当て(タッチ)にトライ*3
使ったもの
リラックスするヨガでは、ほっと落ち着く為の道具も積極的に使います。
- ヨガのブロック
- ボルスター(長枕)
- ベッドのまくら
- アロマスプレー
- アイピロー代わりに、ハンドタオル
- キャンドル
グループごとにわかれて、ペアワーク
特に「気持ちよかった〜!」という声が多かったのが、ペアワークでした。
中でも、ヨガブロックや、長枕を使ったリストラティブヨガと、タッチを組み合わせたペアワークが人気でした。
タッチとは、「手当て」のようなものです。子どものときに、「痛いの痛いの飛んで行け〜」というのがありましたが、そんなタッチをヨガでも取り入れています。 自分でヨガのポーズを取るだけでなく、誰かの手のひらのぬくもりを感じるのは、貴重な体験。不思議と心がリラックスします。
「手のひら」の癒しパワー
いつものヨガレッスンでは、レッスンの終わりにヨガインストラクターが一人一人にそっと手当てをしたりします。
今回は人数も多いので、グループに分かれて、お互いに交代でやってあげることにしました。
ペアで、交代にお互いにできるリラックスセラピー
ヨガ=一人で黙々とやるもの、というイメージが強いですが、ペアワークでは、相手を思いやることが必要。
お互いに、相手がどうしたら心地よいポーズに入れるかを気遣いながらサポートします。
初対面同士の方でも、心がほっと落ち着いていたようです。
お友達や、家族同士でも、日頃の会話とは少し違う、心がゆるむコミュニケーションが生まれます。
肩・首筋・あたま・脚がリラックス
特に、こんなところがリラックスできるように行いました。
- 肩を左右に開いて胸までリラックス
- 頭や首筋の緊張をそっと和らぐ
- 脚の重みを大地に預ける感覚が生まれて、眠りにも入りやすいムードになる
タッチするときのコツ
初めてタッチをやってみると、受けている相手がうまくリラックスできないことも多いものです。
そこで、一人一人回りながら、コツを手で伝えていきました。
特に、この3つが難しかったようです。
- タッチする場所
- 強さ(力加減)
- 柔らかい手のひらを作る
感想を伝え合って、少しずつ上手になる
「力加減、どうかな?」
「ちょっと、力が強すぎ!」
「もう少し、上の方が気持ちいいな」
など、受けている人も、今の感想を伝えてフィードバックしました。そうすることで、だんだん上手になっていきます。
感想
- あんなに心地いいものだと思わなかった
- お互いに、相手にやってあげる方法がわかったので、日常に取り入れたいと思った
- そのままベッドにいけて、贅沢な気がした
- 家族との会話が、良い雰囲気だった
予想以上に反響が大きかったので、次回の乗鞍ヨガ・リトリートの開催時にはもっとブラッシュアップさせようと思います。
終わったあとは、ハーブティーも
安眠ヨガの後は、パッカハーブスのオーガニックハーブティーも用意。ちょっとロビーでおしゃべりしながら、ほっと一息して、余韻に包まれました。
パジャマを着たりしてリラックスモード全開だったので、写真撮影は控えましたが、ロビーいっぱいに和やかムードが溢れて、とてもステキな夜になりました。
この夜、満月でした
実は、この日は満月でした。うっすら雲が出ていましたが、徐々に切れ間ができて、明るい満月をロビーから眺めていました。
乗鞍高原では、快晴の夜に、こんな風に天の川が見えます。 (写真は夫が乗鞍岳で撮影したもの)
天気は、毎日必ず違いますし、曇りも雨も自然にとっては必要なもの。そんな中で、いつか天の川に出会えた日には、ステキな感動が待っていると思います。何度見ても良いものです。
これで、1日目はおしまいです。濃密な1日でした。おやすみなさい。
2日目の「朝のプチ瞑想」と朝食は、次回につづきます。