バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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疲れたら、まずは息を吐き出して ー呼吸のメカニズム

しっかりと吐き出せていないことが多い現代人

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ストレスを感じると、呼吸が浅くなりやすいものです。 特に「息を吐き出すこと」ができていないケースがよくあります。

疲れた時は、「息を吐き出すこと」から心がけてみてください、とお伝えしています。

呼吸筋が低下すると吐き出す力が弱まる

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こちらの図のように、呼吸をすると、胸とお腹が動きます。

息を吐くときは、胸がしぼみますが、そのときに肋骨の間にある筋肉や、腹筋などが、肺のスペースを減らすように動きます。

でも、運動不足・猫背・肩こり・疲労などが蓄積すると、呼吸で必要な筋肉が活性化されず、きちんと息を吐きだせないことが多いのです。年齢が増すと、肺組織そのものが硬くなりやすいので、気をつけたいものです。

人間が息を吐き出せる量

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わたしたちが、いつも自然にしている呼吸で、ガス交換している気体の量は、約500mlです。

自販機で買うようなペットボトル1本分ということになります。

でも、ふう、と息を吐き出しても、もっと吐き出せる量があると思います。 さて、どのくらいあると思いますか。

実は、最大限努めてさらに吐き出せる量は、約1000mlといわれています。

つまり、最大に吐き出せる量の半分〜1/3程度しか交換していないことになります。

吸う息の量も同じく、いつも吸っているよりも吸える量が約2500mlあると言われます。

まずは吐き出さなくては、新しい空気が取り込めない

呼吸が浅くなりやすい人の傾向として、吸う方ばかりに意識しやすく、吐き出すことをあまり意識していないケースがあります。

でも、吐き出さなくては新しい空気は入ってきません。 物を片付けるときと同じように、まずは「要らない空気を手放すこと」が体にとって大切です。

吸うのは誰でも吸いやすいものですが、吐くことの方が実は難しいのです。

1日3分、息を吐くことに集中する

では、どうすればいいのか?

ずばり、集中して息を吐き出してみてください。

難しいことはありません。きちんと集中して吐き出そうとすると、自然に呼吸する筋肉は働きます。

いつも無意識に呼吸しているからこそ、活性化されにくいので、意識を向けて集中することが重要です。

年齢に応じて呼吸が浅くなりやすいので気をつけましょう

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肺は、もともとゴム風船のようにやわらかく伸び縮みするものですが、老化や運動不足で肺も硬くなりやすく変化していきます。

ただでさえ、デスクワークで肩こり・猫背などで呼吸が浅くなりやすい現代社会において、呼吸を深めることは大切です。

「息を吐き出すこと」は、歩きながらでも、座りながらでも、パソコンを見ながらでも、できることです。

ぜひ、まずは「息を吐き出すこと」から、呼吸を深くするように心がけてみてください。