バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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わずか一ミリでも、体の中では大きな差

体の中にゆとりのスペースをつくっていく

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心のゆとりをつくるのにぴったりのヨガですが、いつものレッスンでは体のゆとりも作り出すことを心がけています。

“体のゆとり” はあまり耳慣れないかもしれませんが、デスクワーク・運動不足になりやすい社会のなかで、本来あるべき姿勢よりも余分な力がかかってお腹や腰を押しつぶしている方が多いからです。

体の中にもスペースを感じると、内臓が押しつぶされることなくあるべき位置へ収まって、背骨はまっすぐに整い、ウエスト周りも締まっていきます

ストレスを抱えて押しつぶされがちな体

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たとえば、体に一本の針がすっと通ったような美しい姿勢をイメージしてみます。ぜひ一緒にやってみてください。

頭のてっぺんが天井に近づくように、背骨はまっすぐにやさしく伸ばされ、肋骨も背骨と一緒に持ち上げられます。

このとき、肋骨と骨盤はできるだけ離すような形になるのが感じ取れますか。

肋骨と骨盤の間が広がると、ウエスト周りにスペースの余裕が生まれます

内臓も体の奥に自然とおさまります。

一方で、姿勢が悪くなりがちな人の体をみれば、背骨が丸くなって肋骨と骨盤が近くなります。

試しに猫背になってみてください。お腹が押しつぶされるのがわかるでしょうか。

ウエスト周りのスペースが圧迫され、中にしまわれるべき内臓が押しつぶされ、肋骨と骨盤という骨格のフレームからはみ出てしまいます。いわゆるぽっこりお腹です。

この状態を体が覚え込んでしまうと、そのままはみ出てしまった周りにムダな脂肪がついていきます

日頃、ストレスや疲労などを抱えこんでいると、お腹や腰をぎゅっと押しつぶしている姿勢のままになってしまいます。

体にとってのわずか一ミリは、大きな差

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全身をコントロールしながら整えていくということは、とてもとても細部の感覚を研ぎ澄ませていくことになります。

肋骨と骨盤の間のスペースや、背骨一つ一つの感覚といったものは、数値に置き換えたら一ミリ以下の世界でしょう。

でも体にとってのわずか一ミリは、大きな差です。

もっと小さい単位の細胞が一つ一つ集まって私たちの体ができているからです。

ミクロの世界の中で、私たちの健康状態・病気・老いまでも司っています。

体の細部を感じて、細胞一つ一つにまで酸素を行き渡らせるように、ヨガで今の体を感じ取りましょう。

そして、余分な緊張は手放して、体にゆとりのスペースをつくりましょう。