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京都でヨガ・座禅・精進料理ワークショプ(東福寺塔頭勝林寺)〜2.座禅〜

京都の勝林寺で開催されたヨガ・座禅・精進料理ワークショップの様子をレポートします。今回は二つ目、座禅です。

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ヨガ講師の私も一緒に受講しましたので、参加者目線でレポートします!

座禅を体験してみよう!

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ヨガの次には座禅の講座が始まりました! 座布団の並べられた空間は、厳かな雰囲気です。

座禅の意味を聞く

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座禅は、東福寺塔頭勝林寺 住職より直々にご指導いただきました。こちらでは、毎日座禅体験が開かれていて、多くの観光客が集まり、満席になることもしばしば。
勝林寺の成り立ちや、禅について説明を聞きました。
禅宗といっても、流派によって、座禅の方法が少し違うようです。勝林寺様は、臨済宗です。

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禅の修行に入ると、まずは座禅をひたすら組むそうです。あまりにも厳しくて、意識が飛んでしまったり、逃げ出してしまうケースもあるそう。本来は厳しい修行の方法ではありますが、日常生活に取り入れやすい実践の仕方を紹介していただきました。

座禅の座り方

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本来は蓮華座といって、太ももの上に踵をのせて足を組むそうです。*1 (右足を先に組むそうです。)

でも、両足を組むのは、柔軟性や膝の状態などによって万人がとれるわけではありません。そこで、片足だけ組んだり、あぐら座になってもよいとのこと。ほとんどの方は、片足かあぐら座で体験するそうです。
座禅の間は、背筋を伸ばすことを心がけます。

手の組み方

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手は、法界定印という決まった形があります。
手のひらを上にして、両手を重ねて親指を合わせます。このとき、右手を下にするそう。仏様は左手が下で、座禅をする私たちは右手を下にするそうです。
手の形がぶれないように、じっと落ち着けて集中するのだそうです。

目線は斜め下で半眼にする

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目線は1mくらい先の下、つまり斜め下を見るように。すると、正面から見て半眼になります。完全に目を瞑ってしまうと、集中力が妨げられやすいので、半眼を保つそうです。

呼吸

座禅の間は、おだやかに長く息を吐き出し、ゆっくりと吸いながら、呼吸を数えるのだそうです。

集中力が途絶えて、関係のないことを考えてしまうと、呼吸から意識が遠のいてしまいます。
しっかりと呼吸に集中して、息を調えます。

みんなドキドキ、警策の音

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始まる前、参加者の皆さんが心配していたのが、警策でした。急に叩かれるのかな?怖いのかな?と気になっていた方もいましたが、そんなことはありません。

集中力が途切れてきたり、眠くなってしまったときに、警策を自分からお願いするもの。だから、怖くもないし、痛み自体もほとんどありません。

自分で警策が必要だと思ったとき、巡回してきた和尚様に手を合わせて頭を下げます。そして、手を胸の前でクロスさせるようにして、上半身を前に傾け、肩を出すようにします。そのまま動かさないようにしていると、肩甲骨のあたりに警策で叩いてくださいます。両肩終わったら、もう一度手を合わせて頭を下げ、再び座禅に戻ります。

せっかくの体験会ですし、警策を受けると集中力が増すので、ぜひ警策も体験してみてくださいとやさしく説明を受けました。

15分間の座禅にチャレンジ

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それでは、座禅の実習タイムとなりました。15分を目安にして、2回行いました。

鐘の音と共に始まると、静寂の時間が流れます。

和尚様が巡回してくださるので、必要なときに警策を受けます。じっと緊張感が漂います。

私も体験しました!音が大きいので多少びっくりしますが、痛みはなく、心がビシッと気合いの入った感じになります。

おそらく、皆さん一回は受けたのではないでしょうか…。

休憩タイム

15分が過ぎて、休憩に入りました。お手洗いに行ったり、足を崩したりして、思い思いに休みます。 15分が長く感じた人も、短く感じた人もいたのではないでしょうか。 私自身はヨガの瞑想で座っているので、座ることは慣れていましたが、他の方では足が痺れてしまって痛たた…と仰る人もいました。

もう一度、座禅に集中

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再び、座禅が始まりました。二回目なので、皆さん少し慣れてきた雰囲気です。

それでも、少しすると集中力は弱まってしまうもので、また警策を受けたりして姿勢をキープするよう心がけます。

最後にお茶で一服

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座禅が終わった後は、お茶をいただきながら、法話を聞きました。 昔は時計がなかったので、線香の燃えるスピードを時計がわりにしていたそう。

身・息・心を統一する

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姿勢を正して座り、呼吸に意識を向けて、心を落ち着ける時間となりました。

『坐る』ことにただただ集中することで、自分の内面に意識が向くのを感じました。

坐ることは、落ち着いて安定させることなのだそう。 体を動かさないようにじっと落ち着けることで、心を一カ所に集中させる。

シンプルに見えて、とても奥の深いことです。

直々に指導を受けながら体験することで、書籍や映像などではわからない臨場感を味わうことができます。

まさに「百聞は一見に如かず」。臨場感を思い出しながら、日常生活でも思い出して心がけていきたいと感じました。

次は、精進料理教室のレポートに続きます!!

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*1:ヨガでも蓮華座といいます