バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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バレエと世界史

ピアノが生まれる前、バレエはヴァイオリン伴奏でレッスンしていた

今でこそ当たり前となったピアノによるバレエレッスンの伴奏ですが、その歴史はまだ100年ほど。ピアノがレッスン伴奏の楽器として台頭する前は、バレエレッスンはヴァイオリンによって伴奏されていました。その歴史は17世紀初頭まで遡り、名ダンサーと…

#5 バレエがフランスからロシアへ渡った〜1673年皇帝アレクセイ・ミハイロヴィチ(バレエと世界史5)

バレエの歴史の続きです。前回の記事では、フランスで初めてバレエが上演された時代の話を紹介しました。 今回は、バレエのもう一つの聖地とも言えるロシアの国で、初めてバレエが上演された時代の話です。 1673年ロシアで初めてバレエが上演される アレクセ…

#4 《ポーランド使節のためのバレエ》から《王妃のバレエ・コミック》への進化 カトリーヌ・ド・メディシス

#1 ではカトリーヌ・ド・メディシスが《王妃のバレエ・コミック》という記録に残る最古のバレエを催したことを紹介しました。 実際、バレエの起源をどう定義するかは、舞踊や見世物が様々な要素を混在させていたり、バレエの定義をどう定めるかは専門家によ…

#3 ルイ14世の治世の時代背景 〜重商主義、ヴェルサイユ宮殿、科学アカデミー〜(バレエと世界史3)

前回は、ルイ14世の時代にバレエがフランス国王自ら踊り、バレエが栄えていくためのオペラ座やバレエ学校の基礎がつくられた話を紹介しました。 今回は、ルイ14世の時代にフランスはどうして最盛期をむかえ、ヴェルサイユ宮殿が建てられ、絶対王政のもと芸術…

#2 自らバレエを踊った国王ルイ14世 〜17世紀フランスでのバレエの黎明期〜(バレエと世界史2)

前の記事で、フランスの王妃カトリーヌ・ド・メディシスが最古のバレエを開催した記録が存在している(【王妃のバレエコミック》)という話を取り上げました。そのあと、バレエはどのように発展していったのか。今回はその後のフランス王でバレエを発展させ…

#1 バレエの起源はイタリア、のちフランスへ。〜最古のバレエ「王妃のバレエコミック」カトリーヌ・ド・メディシス (バレエと世界史1)

バレエの起源は、イタリアの宮廷舞踊にあるというのがよく言われる通説になっています。今の時代にバレエで有名な国と言ったら、ロシア、フランス、イギリス、アメリカなども思い浮かびやすいので、起源がイタリアというのは意外に思う方もおられるかもしれ…

若き日のプティパが出会ったヨーロッパの皇帝皇后陛下とのエピソード。〜民族を超えて芸術が人の心を通わせる〜

マリウス・プティパは、現在のクラシックバレエの名作を数々振り付けて成功へと導いた伝説の振付家です。眠れる森の美女、ラ・バヤデール、白鳥の湖などで有名です。(白鳥の湖は初演は違う振付家であったのを蘇演して好評を博しました。)プティパは「マリ…