みなさんは、日常生活でどのくらいの時間立ったり座ったりしていますか。
実は、立つのと座るのとでは、腰にかかる負担が違います。
いったい、立つ or 座る どちらが腰に負担がかかるでしょうか?
実は、椅子に座るほうが、3倍も腰の負担が大きくなります。
腰痛がある人はぜひお気をつけください。
なぜかというと、足には「足の裏のアーチ」がありますね。
体重を支えるために分散して直立するための作りになっています。
でも、腰は長時間座ると骨盤に重みがかかり続けます。
骨盤には体重を支えるアーチなどの構造はありません。
つまり、長時間座った姿勢に耐えうる、体重を強靭に支える構造にはなっていないのです。
骨盤はお椀のような形をしていても、台座はいびつな形で体重を支えるにはいかにも不安定ですよね。
美しい姿勢をしていたとしても、椅子の座面にあたるのは、ほとんど坐骨。そして、太ももです。座る時間が続いたら、こまめに歩いたりする時間も必要です。
それがさらに猫背になってしまったらどうなるでしょうか。
背骨の腰椎を押しつぶして座るような状態では、より腰に圧迫しながら座っていることになります。
まとめると、立つよりも座る方が腰に負担が3倍。
どんなに美しい姿勢で座っていても、長時間同じように座っていては、だれでも腰に負担がかかります。
猫背ならもっと負担がかかります。
腰痛でお悩みの方はぜひ覚えておきましょうね。