今日から家でできるバレエヨガ「サイドのストレッチ」
〜エレガントになり疲労回復にもなる一石二鳥ストレッチ〜
肩こりがつらい!
背中も重たい!
ウエストを引き締めたい!
腰の疲れを軽くしたい!
姿勢をキレイにしたいけど、疲れてそれどころじゃない...!
「時短で何か1つストレッチしたい」というときに、サイドのストレッチがおすすめです。
脇腹・腰・背中・肩周り・内ももの筋肉を一度に伸ばせる、万能ストレッチだからです。
「姿勢をキレイにしたいけど、疲れてそれどころじゃない(;_;)」という日に、これだけは思い出してください(^^)
サイドのストレッチは、肺が広がって呼吸が深まり、肩こり〜背中のこり〜腰のだるさまで開放してくれます。
ヨガでは「パルブリッタ・ジャーヌ・シールシャ・アーサナ」(ねじった片脚前屈のバリエーション)として有名です。
実は、多くの人が気づいていないのですが、脇腹が縮んでいます。それが、腰痛や猫背の原因になっています。
悲しいことに、ウエストのぜい肉もたまりやすくなります。今日から、しっかり伸ばしておきましょう!
肩こり・背中・腰のだるさが一気に解消できる万能のサイドストレッチ。そのためには、3つのコツが大切です。
肘と二の腕の位置は?
胸の中心から仰ぎ見る!
力を抜くべき箇所は?
バレエダンサーたちも、背中・腰の疲れをほぐし、股関節の開脚を行うために、ウォームアップ・リハーサル後などによく活用しています。
ぜひやってみましょう。
効果
ウエスト
ヒップアップ
美姿勢
太もも
深呼吸
片脚を開いて、上半身を側屈します。
肘と二の腕は顔の真上に来るくらい、高く持ち上げましょう。肘が耳の上あたりになります。(低くなってしまうと、脇腹が効果的に伸びなくなってしまいます。)
胸の中心(肋骨の中心にある「胸骨(きょうこつ)」のあたり)から、天井を仰ぎ見るように背すじを伸ばします。猫背になってしまうと、下を向いています。ウエストからななめに「雑巾しぼり」をするようなイメージで引き上げながら伸ばしましょう。(下を向いてうずくまっていても、ウエストは細くなりません。)
多くの人が無駄に力を入れやすいので力を抜くべきポイントは、頭を支えている首と肩の筋肉です。耳と肩のスペースを確保するようにして、頭の重みを重力に任せるように床の方へ落とします。首が詰まって緊張していると、呼吸が浅くなり、首こりの原因になってしまいます。リラックスを心がけましょう。
「片方の脚を伸ばすと、どうしても背中が伸ばせない!」という人は、あぐら座になっても大丈夫です。
あぐら座だと内もものストレッチはできませんが、その分脇腹・腰・背中(広背筋など)・肩周りの筋肉に集中してストレッチできます。
長時間のデスクワーク疲れ・赤ちゃんを抱っこするママさんたちにも、一番にお勧めしたいストレッチです。
ゆっくりと呼吸を使いながら、深呼吸5回を1セットとして、3セット行うことをおすすめします。
こちらも、「サークル・ポールドブラ」(腕を大きく円を描くように回す)がさらに効果をUPさせます。写真はありませんが、「キャット・ツイスト」のように上に伸ばした腕を回してみてください。
また、「サイドのストレッチ」でほぐした後に、「スワンのアームス」を行うと二の腕がほっそり&スッキリしますのでおすすめです。
あなたの好きなバレエヨガポーズを組み合わせて、お気に入りのストレッチメニューを組んでみてくださいね。