ポールドブラは、バレエの腕の動かし方です。基本の形を覚えることで、手がしなやかで繊細に見えるようになります。
バレエの基本姿勢 ポールドブラ(腕の運び)
バレエの基本姿勢には、1番〜5番までの足のポジションの他に、腕の形・腕の動かし方にもルールがあります。
まずは、この4つの形を紹介します。
ひとつずつの形を覚えることから始めていきましょう。
バレエ用語は、フランス語です。
アン・バー En bras
腕と手首と指先全体を使って、丸をつくりましょう。
肘は、初心者の方ですと後ろに行きやすいですが、二の腕と脇の筋力で肘を張るようにします。(でも肩は上がらないように)
アン・ナバン En avant
アン・ナバン(En avant)は、アン・バーで作った丸い形を、胸の高さまで持ち上げます。
指先がみぞおちの前にくるようにします。
腕を持ち上げますが、肩がすくまないように気をつけます。
これだけをキープするだけでも、初心者の肩はプルプルしてきてしまうこともあります。
ア・ラ・セゴンド A la second
ア・ラ・セゴンド(A la second)は、横の意味です。アン・ナバンの高さで横に開きます。足にもア・ラ・セゴンドがあります。(横に出す、上げる)
アン・オー En haut
アン・バーのような丸い形を、上に持ち上げます。
頭の上に持ち上げるイメージですが、後ろに行き過ぎてしまいやすいので、目安は「おでこの上に指先がくる位置」です。
腕が後ろに行ってしまうと、胸が開いて反りすぎてしまいやすく、体幹も力が抜けやすいので、気を付けましょう。
つづく
次の記事で、斜めのラインを使った「アラベスク」や「アロンジェ」や、組み合わせのバリエーションを紹介します。
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