バレエをもっと学びたい!という女性のみなさんから、いろんなメッセージが届いています。
- グループの踊りについていけるよう、ゆっくりと復習をしたい
- 基礎があっているか確かめながら習いたい
- 一人でも踊れるくらいの実力をつけたい
- もっと深くバレエや所作を学びたい
みなさん、素敵な想いを持っていらっしゃいますね^ ^
貴重な時間とお金とエネルギーをかけていくにあたって、
「これを通して、何が得られるか?」
ということは、
とても大切です!
「なんとなくやってみる〜」ではなく、「こんなふうに踊りたい」「こんな姿勢になりたい」「こうした所作になりたい」という目的があること。
バレエの過去の経験は問わず、こうしたお気持ちがある方と、向き合わせていただいています。
実際に、4ヶ月にわたってバレリーナのように踊れる体へと練習していく、バレエプライベートコースでは、
バレエの課題曲を決めます。
「ん?課題曲ってなんですか?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
あなたが一人で踊れる作品を決めて、その踊りを仕上げていくように練習していきます。
あなたが好きな音楽があれば、できるかぎりそれを採用します。バレエ音楽のことがまだわからないという方は、ご提案をしています。
課題曲を決める理由は、目標を「見える化」するためです♫
人生どんなことでも、
目標が決まれば、そこに向かうステップが導かれる・・・
それと同じように、
課題曲を設定することで、毎回のレッスンの目標が明確になります。
これが、とても大切なことです。
たとえば、私の学校時代には、合唱コンクールがありました。
(あなたの学校もありましたか?)
当時は、クラスごとに課題曲を決めて、練習していました。
同じ曲を繰り返し練習することで、はじめは息がバラバラでも、ぐっと上手になっていきますね。
あるとき「ここのクレッシェンドでは、全員が声を弱くしていくこと!」というポイントを決めました。
それがちゃんとできると嬉しかったりしたのですが・・・
それから数日後、
みんなが忘れてしまって、つい声を弱くすることを忘れてしまいました。
先生に「あの日、これを気をつけたのを思い出してね」と言われて
「あ、そうだった、そうだった!」と、復習して、
歌い方で気をつけるポイントを覚えていったことがありました。
(合唱って、なつかしいな!)
気をつけるポイントを、たくさんできるようになるほど、上手になっていきます。
踊りも、同じです。
「この4ヶ月は、この課題曲をじっくりと練習しよう!」と決めます。
そして、毎回のレッスンで、気をつけるポイントを覚えていきます。
そして、次のレッスンで、レベルアップしながら、答え合わせしていきます。
(パーフェクトじゃなくても大丈夫!そのための継続レッスンですから^^)
反復して練習することは、どんな勉強においても効果的ですよね。
バレエも同じなのです。
「ここのポーズの形はなんだっけ?」
「首はどうやって傾けるんだっけ?」
「足のステップはどうやるんだっけ?」
細かいレベルまできちんとできるようになると、自信になり、もっとバレエが楽しくなっていきますよ。