バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

体はすり減らすまで使うものだと思っていた過去。

健康に投資をすること。

体に投資をすること。

学びに投資をすること。

あなたは、どんな風に感じますか?

恥ずかしながら、過去の私は、自分の体や体力とは、「すり減らすまで使えばいいや」と、気楽に、でも真面目にそう思っていました。

そんな話をすると、

「バレエをやっている人なんて体が資本なのに、すり減らすって…」

とびっくりされます。

一般社会から見ると、たしかにそうですよね(笑)

バレエ界も会社員も経験して、多角的に見られるようになったいま、そう思います。

でも、現実として、日本の社会はダンサーに対する職業的な地位や理解がまだまだ弱く、

華やかなステージの裏では生活するために必死に消耗している人が今もたくさんいるのが現実です。

かたや一般企業でも、自分の心身や生活をすり減らすまで働いているような人もたくさんいるように感じますので、どこの業界でもありうるのでははないでしょうか。

それでも、体が大切な理由とは。

それは、体はお金に換えられないほどの価値あるものだから。

かけがえのない命は、体があることで、この世に立つことができ、歩くことができ、人と話すことができ、遊ぶことができ、笑うことができる。

体は命の乗り物のように表現されることがありますが、

体という乗り物が故障したり、走行不能になってしまったら?

この世をもっと生きたくても生きられなくなってしまいますよね。誰もがいつか死をむかえます。

あなたの体も、あなたの健康も、あなたという存在も、

何百万、何千万、いやもっと大金を積んでも換えられない価値あるもの。

なのに、どうして、自分は価値あるものだということを忘れてしまうのだろうか…

それは、自信がないから。。。

過去にどんな風に生きてきたかとか、

いまの自分に足りないものを数えたりとか、

価値あるものを受け取ろうとしても私にはそんな資格がない、とか、

自信の無さが、そういう思考を引き寄せてしまうのです。

だから、自分自身に投資をする価値もない存在なのだと、

内面の奥深にある潜在意識で、自ら認めてしまっているような状態になってしまう。

私も、そうでした。

正直、自信のない理由なんて、探そうと思えば、いくらでも見つけられるものです。

「ないもの」を探せば、いくらでも見つかる。

ない、ない、ない、ない。。。

そのループにハマると、心をむしばんでいきます。

(そんな過去には戻りたくもありませんし、皆さんにもできればそんな経験はしないですんでほしいです)

「ないもの探し」は、ストップ。

そして、

「あるもの」を探せば、これもまた、いくらでも見つかるもの。

「ないもの」探しではなく「あるもの」を1つでも多く見つけよう。

そうすれば、自分は価値ある存在なのだと思えて、自信も湧いてきます。

体に良いことをしようとか、

将来のためになることをしようとか、

心が豊かになることをしようとか、

そう思ったときに

「もったいない」と思うのではなく

自分自身や、心身をすり減らしているほうが「もったいない」のだと。

そう思考転換できるようになるまで、私も時間がかかりましたが、変わりました。あなたも必ず変えられます。

体をすり減らしている現実があるのでしたら、きっと辛い気持ちもおありだと思います。

辛い気持ちをしてきた自分に「ありがとう」を伝えて、

その原因となっていることをひとつ、手放す努力をしてみましょう。

過去は関係ない。

ここからが、スタートなのです。