ピルエット。バレエらしい動きなので、かっこよくクルクルっと回れるようになりたいですよね。
回る練習をするときは、回る前の準備=「プレパーション」が大切です。
「なんでもかんでも、回ればいいんだろう」というわけにはいきません。
やみくもにとりあえず片足で回る…ような練習のしかただと、上達できません。
では、どうしてプレパーションが大切なのでしょうか。
それは、回るという動きは、プレパーションから始まっているからです。
陸上の走り幅跳びでも、たくさん飛ぼうと思ったら、助走は大事ですよね。助走からすでに始まっています。
助走で失速していたら、大事なところで地面を上手く踏み切れませんね。
ピルエットも同じく、プレパーションの「プリエ」で、膝を曲げて床を押す動きが、回りながらつま先で立ち上がるバネになります。
たとえば、プレパーションのプリエでへっぴり腰になって床を押すエネルギーがためられないと、立ち上がる足のバネも弱くなってしまいます。
腰が曲がっていたら、体もまっすぐにならず軸がぶれてしまいます。
なので、ピルエットは回る瞬間だけでなくその前の「プレパーション」をどれだけ正しくできるかで7割くらい決まってしまいます。
きちんと正しい姿勢でプリエができるように身につけていきましょう。
くるくるっ!大人からの初心者でも2回転目指していきましょう♫