バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

成長のために勇気を持てる女性は美しい

バレエ美人塾プライベートコースでは、マンツーマンの濃密なレッスンで、本格的にバレエの演目を練習しています。

こちらは、眠れる森の美女の「リラの精」の演目を練習している受講生さんです。

先日、ティアラのカチューシャタイプが届きましたので、10回コースの後半もますます気合が入るよう…身につけて練習していただきました。

きらびやかで、とってもステキ!いつもヘアゴムで髪を結んで練習していましたが、私がその場でシニヨンに髪をまとめ、ティアラを留めました。

いつものポーズも、きちんと身だしなみを整えて入り直してみると、見違えてきます!

レッスンの合間に、ぱぱっと写真を撮らせていただきました。ステキでしょう?♡

こちらの受講生さんも、今となってはさらりとポーズで立ってくださっていますが、誰でも初めからこのようにはいきません。

大人のバレリーナさんで、自分の姿を直視できる方は、ごくごくわずか。(きっと、うんうん!とうなずいている方が多いはず…^ ^)

一人一人、コースを進めながらレッスンの自分の姿を動画で復習したり、ポージングも徹底的に行なっているので、内面からも変化してきます。

こうしてみると、なんとなくやっていたポーズも、「どんな風に仕上げていきたいのか?」といろいろと発見が出てきます。

たとえば、

「もっと目線をはっきりつけないと、印象が弱いんだな」

「肩の角度ってすごく印象が変わるんだな」

などど、自分で体を見て、すごく研究するようになります。

自分の姿を見るって、大人からバレエを始めた方々にとっては特にすごく難しいのですよね。恥ずかしく思ってしまったり、居心地の悪い感覚になってしまったりすると、全然見ないようになってしまったり…。

すると、「がんばっているけれどいつまでも上手になれない自分」が強くなってしまい、楽しさも半減してしまう方々もよくいます。

でも、こうしてきちんとすべてを整えると、見る目が変わりますね。

自分も、ちゃんとバレエを踊っているんだ!と自覚が目覚めやすくなりますし、

自分のポーズ1つとっても、「バレエ」としてどんな風に完成させていきたいのか?のゴールが見えてくるようになります。

ポジティブな視点で改善点がたくさん見えてくるのです。

「もっとこうしてみたい!」「もっとここをきちんとやりたい!」

そう思えたら万々歳なのです。

こちらの女性もステキなコメントをくださいました。

自分を客観的に見ることってなかなかできず、これまで可能な限り避けてきましたが、今回動画や写真に撮っていただいて、やっぱり必要なことなんだなと実感しています。 下手な自分を受け入れ、そこから改善していくことが成長につながるんですよね!

まさに、おっしゃる通りだと心から思います。

プライベートコースは貸切で10回の個人レッスン。

受講する前も、勇気がいったと思います。

しかも、1回2時間かけているので(質問に答えながら、ちょっと延長することもしばしば)、

「私に、最後までできるかな?」と思ったり、貴重な時間・お金・体力もかけてみなさまいらっしゃいます。

だからこそ、ここでしかできない上達していくための王道を、個別に基礎からつくっていきます。

始めのストレッチから、基礎のパの練習、バリエーション練習までみっちりと。

それはもう、体をすみずみまで整理整頓していくかのようなプロセスです(笑)

ポージングは、粘土で彫刻をつくるかのように、細部の角度まで決めていきます。

こうして、すべて整えていく作業を受講生さんと二人三脚でやっていくと、本当に道が切り拓かれていくのです。

それはもう、感動ものです。。

「まだまだできないことがたくさんある〜(泣)」と、途方に暮れそうにおっしゃることもあります。

でも、必ず臨界点がやってきます。

「ここまでやってきてよかった」「すべてがつながっているんだ」と思える瞬間です。

そのとき、今までやってきたことの意味と、ひとつひとつのつながりを、自分の言葉で言えるくらい、自分の身になります

そしてまた、新しい一歩へ進んでいけるのです。

この日もレッスンが終わってから、受講前のことをお話していたなかで、

「個人レッスンで受講する価値は、じゅうぶんにあるなぁと思ったんです。」

あらためて、しみじみと言ってくださった言葉を、胸にぎゅっと抱きしめました。

「どなたかも仰っていましたが、私も絵理先生だから頑張れます。これからもどうぞよろしくお願いします!」

こちらこそ、もっと美しさに磨きがかかる姿を楽しみにしています!