バレエのトレーニングの特長は何か。
それは、美しさが強さになるということ。
ここでの「強さ」というのは、体の使い方・動きの安定感の意味でです。
子供の頃からバレエを日常にしていると、気がつかなかったのですが、今大人の初心者の方へ指導していて顕著に感じているポイントです。
バレエのポージングというのは、とても細部にこだわります。
なぜそんなにこだわるのか?
理由は2つ。
1つは、細かいところまで美しく整えたいから。
洗練された舞台のバレリーナを見れば、一糸乱れず踊る様子からもイメージがわくと思います。
もう1つは、美しいポージングがとれる体は、強いからです。
見た目のために美しくしているだけではなく、美しいポージングの状態にもっていける体というのは、動きの無駄がなく体幹も強い。
つまり、美しさに近づくことで、強さになるのです。
見た目だけとりつくろうのではなく、本当にポージングを洗練させていくと、体幹や体軸、重心移動、あらゆることをコントロールさせなければなりません。
それが結果的に、動きの安定感・重心コントロールにつながり、しなやかで強い体になるのです。
バレエのレッスンに興味を持つ方の中には、バレリーナの体の使い方を学びたいという願いもあることと思います。
なんとなくみて真似た状態だけでは、おそらく「体操」「ロボット」のような動きになりがちです。それは誰でもはじめそうです。
そこからバレエらしい表現に変えていくプロセスのなかで、美しくしていきたいと誰もが思います。
やがて、そのために行うことが、みな体の強さを生み出していっていることに気がつきます。
すると、バレエを勉強することがもっと楽しくなるのです。
美しさは、単に見た目のことだけではない
美しさは強さになる
私も昔はバレエが身近にありすぎて気がつかなかったのですが、ヨガ、ピラティスなどの様々なエクササイズ・フィットネスと比べてバレエの大きな特長である…と、あらためて感じています。