バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

体の言語を増やすには

シンプルなタンデュという足の動き。

動作足を前、横、後ろに出して戻します。

伸ばして出して、戻すだけ。

動きは子どもにもわかりやすいほどにシンプルです。

ただ、手と足の組み合わせ・全身の角度の向きを変えていくことで、

ポーズは何通りにも変化します。

右手と右足、左手と左足なのか。

左手と右足、右手と左手なのか。

手の高さは低いのか、高いのか。

客席側から見て、近い方を伸ばすのか、奥を伸ばすのか。

ポーズが変わると、印象が変わります。

印象が変わるということは、見ている相手(観客)に表現することが変わるということです。

バレエは、できることが増えれば、表現の幅が広がります。

同じ音楽でも、できる動きの組み合わせが多いほど、違う印象を与えることができます。

そうやって、バレエを表現ととらえると、またさらに楽しくなります。

静かなイメージなのか

飛んで跳ねる明るいイメージなのか

切なくて儚いイメージなのか

人を惹きつける魅力なのか

なりたいイメージを表現するには、体の言語、ボキャブラリーを使うことになります。

バレエのアラベスクが、ときには、愛となり、哀しみとなり、憎しみとなるように。

体でたくさん語れるように、いろんな動きやポーズの組み合わせを覚えていきましょうね。