乗鞍でのこと。雪が溶け、落ち葉でふかふかの土が顔を出した春山の道に、どんぐりがたくさん落ちていました。
よく見ると、硬い殻を突き破って、小さな命がニョキニョキと芽を出しています。
大きな木が落とした小さな小さな実。この芽もまた、ゆくゆく大きな木に育っていく。
生命の再生を繰り返すバトンが、こんなに小さいところにあるんですね。
山の中を歩くと、若い黄緑色があちこちに。
針葉樹でも見た目以上につるんとしなやかで、とても柔らかい。
成長は早いし、硬くなっていくから、芽吹きは今しかないんだなぁとしみじみ思いました。
2週間後のリトリートの頃には、どうなっているかなぁと思いながら、東京へ戻りました。
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