人体解剖の研究会で今日は資料見学に行ってきました。
提供をしてくださった方々へ畏敬の気持ちを抱きながら…。
日常って、はしゃいだり、疲れたり、悩んだり、いろんな日々はあれど、やっぱり平穏に過ごせる体をもって生まれ、今日も生きていることに「ありがとう」という気持ちがあふれてたまらなくなります。月並みだけど。
そして、体は繊細で、いたわってあげたいものなのかを、しみじみとかみしめました。
ダンサーは酷使してしまいがちだからね。
容姿の見た目を他人と比べ、美しさのためなら骨だって変えてしまいたいと思うことだって少なくない。
踊ることが生きがいであっていいと思うんです。運動することでのメリットもあるし、何歳でも、賢く工夫して、楽しむことはできる。(無理はのぞいて)
ただ、体内で何が起きているのかを理解しておくというのは、自分の体に対する責任なんだなぁと思う。
踊ることだけでなく、食べるものも、生活スタイルも、選択が積み重なっていくから。
知識と、考える力があれば、なんとか工夫したり、安全な方法を考えたり、クリエイティブに知恵をひねり出す余地がうまれるから。
たんに構造を勉強するだけにとどまらず、心・体・いのちと向き合うかけがえのない機会になっているのは、先生のお人柄から授かれているようにも思います。
またひとつツルンと皮がむけたような経験となりました。
(写真は乗鞍にて)