今日の平日クラスでは、眠れる森の美女より、プロローグの場面から妖精たちのパ・ド・シス(6人の踊り)を練習しました!
妖精たちはソリストで、その背後にはもっとたくさんのコールドバレエ(群舞)を率いている壮大な場面です。
全員の息をあわせて、個性豊かな妖精たちが1つにまとまっていくのが大切な曲。今回の振付では、みんなで列を並べたり、タイミングを合わせたり、円になってポールドブラをしたりと1人では体験できない動きがたくさんありました。
前にも取り上げたことのある作品なので、動画で少し予習していたとしても、やはり実感がもてるのはスタジオで練習し始めてから。
チャイコフスキーの作曲で、バレエ作品の幕開けに最も華々しく盛り上がる曲なので、オーケストラの迫力がとても感じられます。
みんなでアロンジェをしながら、シンプルなポーズで音の間を感じ取っていくのは一体感があります。
もちろん一回のレッスンでできることは限られてしまいますが、それでも「ふだんのレッスンではやったことがない踊り」をできると経験値が広がりますよね。
たとえ、バーレッスンしかやったことがなかったとしても、チャレンジしてみるとたくさんの発見があります。バレエの決められたポジションに意味があることを再確認できるからです。
バーレッスンしかやったことが無いような方々でも気軽にバレエ作品に親しんで欲しいので、こういうレッスンをしています。だから、完璧にできなくても落ち込まないでください。あなたの大切な時間とエネルギーのムダになってしまいますから(笑)それよりも、気分の上がった状態で感じられる気づきやインスピレーションを大事に受け止めましょう。
平日クラスは土日クラスよりも人数が落ち着いていることが多いのでじっくりと行えます。みなさんとのお話も聞けるので、私にとってもエネルギーチャージになります。また楽しいレッスンしていきましょうね!