エスメラルダはみなさんにとても人気の作品!「かっこよくて、憧れます」というお声をたくさん聞きます。
個人レッスンでも、エスメラルダをいろんな生徒さんのレベルに合わせて振付してきましたが、過去にサンプルのデモンストレーションで録画した動画をInstagramに投稿しました。
脚を高くデベロッペしていますので、レベル感としては中級以上の想定ですが、もっと初心者向けにアレンジした別バージョンもあります。まだそちらは録画していません。
エスメラルダの音楽、役柄の性格、タンバリンでの踊りなど、いろんな要素に憧れを持つ方は多いようで、皆さんにとって「いつかは踊ってみたい」と夢見ている人が多いですね。
特に、脚を高く上げながらタンバリンを打ち鳴らしたり、しなやかに舞いながらもアクセントをつけてメリハリがあり、振付も飽きることがありません。なので踊る楽しさも随所に詰まっています。
あと私が思うに、「演じる面白さ」でしょう。
きっと、ふだんの自分とは違う一面を踊ることが楽しいことも一因なのではないでしょうか。
みなさんと雑談しているとき、発表会のソロ作品を決めるときの話で、先生からは「やさしいイメージね」と言われる女性ほど、エスメラルダのような強くて個性的な演目を本当はやりたかった…という本音を聞きます(笑)。
ふだんの自分には無い面だからこそ、踊ることで新しい自分や人には見せられなかった姿と向き合ってみたいという深層心理が働くのかなぁと思います。
凛として自己をはっきりと確立している女性って、同性から見てもカッコいいですよね。
知性とエネルギーが備わっていて、それでいて女性らしい美しさも兼ね備えている女性。
女性のかっこよさというのは、ただ外見だけでは作れませんし、内面が優柔不断でも芯がなくなってしまいますし、外からも内からも磨かれて洗練されているイメージを感じさせるからこそ、女性はかっこいい女性に魅せられるのでは…!
みなさんもエスメラルダを踊ってみて、自分の中にまだ眠っている内面を掘り起こしてみてはいかがでしょう。