バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

オデットを踊り切る気持ち良さったら!

ずらり!白鳥で列に並ぶ写真もずいぶんとレッスンで見慣れてきました♪

今日は「プレポアントレッスン」で、全員プレトウシューズで練習をしました。

8月から『白鳥の湖』より第2幕の「オデットのヴァリエーション」を課題曲にして、レッスンの後半に振り付け練習をしています。

もちろん、前半には足指のゴムトレーニングをして、バレエシューズでのプリエ、タンデュ、ジュッテなどの基礎練習も継続しています。

プレポアントレッスンの開設当初は、まだ恐る恐る立つ感覚だったみなさんも、徐々に足で履きこなしている感覚が増してきているようです。

やはり継続がモノを言うので、たとえレッスンの参加が数ヶ月おきになってしまったとしても(社会人には仕方ないこと!)、レッスン出てきてくださったほうが確実にカラダへスイッチを入れられます♪

ポールドブラ基本マスターレッスンでも腕の使い方をレクチャーしているので、いろいろなことが総結集になるオデットの踊り。

それを「プレトウシューズで安定して踊れるようになる」というのは、大人バレリーナのトウシューズ未経験〜トウシューズ経験あり・脚が伸ばせないレベルの方にとても効果的な練習です。

トウシューズである程度立てる人でも、足が鈍らないための筋力トレーニングに有効です♪(私も実感します)

バレエは地道な積み重ねができてやっと全体像が見えてくる(見えそうで見えない… 見えかけてくる 笑)ものです。

だから、正直なところ、モチベーションを保つのは大変なこともあります。

トウシューズのための基礎練習というのは、同じパを繰り返し何十回も反復させられることもあります。それは決して間違っていることではありませんし、私も経験して上達させてきました。

ただ、このプレポアントレッスンでは、みなさんの「楽しい!」という気持ちを大切にしながら現実的に体を正しく理解して、スマートにも魅力的にもバレエを楽しんでいただくことをモットーにしています。

課題曲にオデットを決めたことで、メンバーさん方の意識もさらにぐんと変わりました。

「わたしが白鳥を踊るんだ!」という目標ができることで、ぼんやりとトウシューズを履くよりもずっと鮮やかな目線で手応えを感じながら練習に向き合っています。

プレポアントレッスンのご希望が増えてきたら平日の開催を増やすかもしれません。

みなさんも始めようと思ったら今日からアクション起こしてくださいね。

プレトウシューズは、シルビア、ミルバ、各店舗で購入できます。