バレエの生の舞台は見たことありますか? バレエレッスンを受けている人でも、劇場に行ったことがない人は意外と多いようです。最近では映像でも見られることが多いですが、リアルに生の演技を見ると何倍も勉強になることがありますよ。
バレエを習っていても、たとえ習っていなくても、アート鑑賞として楽しむためのバレエ劇場で鑑賞するヒントを動画で紹介しました!
【芸術鑑賞】初めてバレエを劇場で鑑賞するのに知っておきたい楽しみ方・鑑賞のコツ
バレエのチケットの相場 約6000円〜2万円代 公演の規模・国内外の団体かによって幅は広い
オペラよりはお手軽なことが多い
チケットはオンラインで席指定して購入できる
当日券も多い(数時間前から窓口で販売)
チャイコフスキーの3大バレエ 白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形 は有名音楽で親しみやすい
プログラムを読むと作品のあらすじ、表現したい内容が理解しやすい
公演プログラムを買うなら現金を持っておく(1000〜3000円程度)カードは使えない
オペラグラス(双眼鏡)は8倍程度がおすすめ。3階以上でも視界に全身が入りパドドゥ(男女の踊り)にも余裕がある
音楽が終わりお辞儀のときは拍手をするとダンサーもうれしい
カーテンコールでブラボーをかけるのとダンサーに感動を伝えることができる
演奏中むやみに不必要な拍手にならないよう気をつける
背もたれには上着をかけないでクロークに預ける
大きな荷物、キャリーケースもクロークに預けられる
傘は立てかけずに傘立てに保管するか床に寝かせる(騒音防止)
遅刻しても劇場の案内スタッフが適切に誘導してくれるので慌てないで指示を聞く
服装は厳格なドレスコードはないが、きちんとした雰囲気の人が多め。ドレスアップしたり着物などで非日常を楽しむことも。
鑑賞中は背もたれから前のめりになると後ろの人が見えなくなるので気をつける(視聴者さんのコメントから!)
ざっくばらんにいろいろとお話ししました。
劇場の近くにはステキな雰囲気のレストラン・カフェが並んでいることもあります。
キラキラとした思い出を持ち帰ることができるのは、心に潤いが広がります。
なによりも感動するのは観客だけではなくダンサー自身も舞台上からみなさんが見届けてくれていることに感謝して喜びを持って演技しています。
感動を分かち合うという空間はリアルタイムの劇場ならではであり、一秒一秒にかけがえのない輝きを感じられることでしょう。
バレエは敷居が高いように思われますが、海外では子供たちも家族揃ってクリスマスにバレエを観に行く…などのように、アットホームに楽しまれています。
作品は子供向けだけではありません。文学的な作品や、大人だから理解できる心情表現もたくさんあります。
どうぞ難しく考えすぎず、例えばちょっとリッチなレストランに出かけてみるような感覚や、プチ旅行に行く代わりにでも、特別な時間を過ごすお出かけの選択肢にしてみてはいかがでしょうか。