バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

片足重心のコツは、距骨に丹田をのせる

片足重心にピタッと止まれていますか?グラグラしたり、すぐ崩れてしまいませんか?

足の意識で大切なパーツがあります。

それは足の「距骨」です。

足には、スネの骨から上から下に体重がかかりますが、受け皿の台になっているのが距骨という骨です。

足の裏全体でバランスよく立つにも、つま先立ち(ドゥミポアント、ポアント)になるにも、距骨は常にみなさんの全体重を足に伝えて、つま先立ちからかかとまでバランスよく負荷を分散できるようにつながっています。

両足重心から片足重心になるときには、丹田(下腹)を距骨の上にのせるようにします。

丹田というのは、おへその下9センチのところという概念です。ただ、厳密に9センチじゃなくてもいいんです。(笑)

とにかく、ウエストよりももっと低い、骨盤の下半分の「下っ腹」を軸足の芯にのせることが大事なのです。

例えば、バレエの足の1番ポジションから後ろにタンデュするとき。

何も知らないで自力でやっているとなかなか止まれず、つま先がポアントまで伸ばしきれない人もたくさんいます。

でも、軸足の距骨の上に丹田をのせるように意識すると、みなさんバランスが上手になっています。人によっては別人みたいに数秒でコツをつかんでしまいます。(体の基礎が出来上がっている人でコツがわからなかったという人も多いのですよね)

YouTubeの動画でコツを解説しましたのでご覧ください。

バレエ片足に軸をのせるコツ - 距骨と丹田と背骨

レッスンで「距骨〜!」と聞いていた人は実際の骨模型見てくださいね!