バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

大人の体で出来る&出来ないかを知って、じゃあ何をすればいいかが明確になる。バレエ解剖学ゼミ第2回を開催!

本日は、バレエ解剖学ゼミで高垣俊介先生をお招きして2回目を開催いたしました!基礎の講義に加えて、最近流行の筋膜リリースや、姿勢のチェックでペアワークをしたりと、盛り上がりました!

体の構造の基礎を知る

初回と同じレジュメを元に進行し、その場のご質問から話を膨らませながら有意義な勉強会となりました。

  1. 体の用語を理解しよう!

  2. 全身の骨と筋から主要なパーツを触ってみよう

  3. 筋膜についての基礎知識

  4. 姿勢の取り方と背骨の関係

  5. バレエで大切な股関節の動かし方(ターンアウト、開脚)

  6. ダンサーの土台となる足関節

  7. 肩関節の構造

生講義ですので、話の脱線が初回と全く同じとはならないところがまた面白いゼミです!!3時間の長さでできる範囲の概要で進めています。

筋膜のためのセルフケア

本日とても盛り上がったのは、筋膜をゆるめるために自分でできるセルフケアです。

皮下組織をしっかりつまんでしばらく待つ!すると、ストレッチをして前後で変化を実感した肩が何人もいらっしゃいました。

コツは、「硬いな」と思う場所の皮下脂肪を、ガッツリとつまむこと。筋肉はつまみません。(つまみ過ぎには気をつけてくださいね)オステオパシーのテクニック「スキンローリング」と言うそうです。

筋膜の構造を知る

体の構造を知ること、大人からバレエをやるのに気をつけなければならないことをみんなで勉強しました。特に筋膜はみなさん興味津々でしたね。

これは私が開催しているヨガ・リトリートの「テント」の写真ですが、ちゃんと筋膜の説明をしているシーンでして…(笑)骨と筋膜の関係は、テントのイメージなのだと勉強しました。それほど筋膜という組織が姿勢を保持する役割は重要なのです。

姿勢の取り方

姿勢をチェックするのはとても大切ですが、自分でチェックするのは難しいですよね。そこで、参加者さん代表で姿勢の歪みもみていただきました!

お互いに隣の人とペアでチェックしあうこともトライしました。和やかで楽しそうなのが印象的でした!

バレエを踊ると足にも負担がかかりますので、自分でできる足を触ってセルフケアする方法を紹介していただきました。指を持ってゆらしたり、足の甲をゆらゆら動かすことが大切です。

正しいイメージトレーニングの重要性

バレエとして体を動かす上で押さえておきたいのは、「ただ力を入れればいい」「がんばって根性で耐えればいい」という理屈ではうまくいきません。

どの部位をどんな方向にどんなイメージで正しく動かすのか。

あるいは、どこは力を抜くべきなのか?

それと向き合っていくのが、バレエです。

一瞬ですべてが変化する方法があったら、プロも苦労しませんが(笑)、やはり自分の体を司る意識をどうやってコントロールしていくかが大きな分かれ目となります。動かし方をつかんでいくには、意識のリハビリが必要です。プロであっても何年もかけてつかんでいく世界ですし、終わりはないものです。

イメージトレーニングは初心者の方には特につかみにくく軽率に見られやすいですが、「これかな?」「なんとなくわかるような」というところからでいいので、向き合い続けることが大事です。

大人からバレエを始めた人が知っておきたい、年齢と体の変化

子供と大人の体は、骨と軟骨が構成する割合が違います。部位にもよりますが、おおむね20歳をすぎたら、大きく変わってしまいます。だから子供の頃からやっている方が、バレエにはメリットがあります。若いうちに歪みを直しておくことも大事です。

では、大人になってしまったらどうすればいいのか。

「大人から出来ること」と「出来ないこと」を正しく知ること。

そして、筋膜や筋肉のケアができることを正しく理解する。(例え100歳になっても!!)

ふつう、できないことばかりに気を取られ、ショックを受けてしまうかもしれませんが、筋膜やリンパの流れをよくすることで体を柔軟にしたり、動きやすい体を作ることができます。それをどうぞお忘れなく。

大人から始めるのはまったく希望がないのか?というと、そうではありません。

もちろんプロのダンサーとまったく同じポーズをとるのは無理があります。それを前提にした上で、体を少しでも柔らかくしたいという場合は、やみくもに筋肉を柔らかくすることばかり考えず、体の構造の表層から深層にアプローチすること。

体はストレッチをすると、筋肉が伸びるだけではなく、周りを包み込む筋膜が伸び、皮下組織が伸び、皮膚が伸びています。それを考えることなく、筋肉ばかり揉んでも仕方ありません。

筋膜のゆがみをなくし、筋膜の状態を良くすることで、体の動かしやすさが変わります。それは、100歳になってもアプローチできることなのだそうです!!

正しい理解をして、現実的に健康的にバレエを楽しみたいですよね。

限界を知るとがっかりしてしまうこともあるかもしれませんが、プロでも子供のことよりも限界がやってきます。でもそれは解剖学的な意味での限界であり、メンタルは別の問題です。生きているからこそ当然であり、生き物だから命の限界があるのと同じように、どうやって大事に使いこなしていくのかこそが問われているのだと私は思います。せっかく100歳になっても働いていくれる体の組織・役割をさっと諦めて使わずにいることの方がもったいない。そして、動かないでいると体にとってはもっと悪循環になってしまいます。それならば、楽しみながら無理ない範囲でほどよく運動し続けられる人の方が、長くバレエと付き合っていけるのではないでしょうか。

大人は何をすればいいのか?が明確になるからこそ、「光が見えました」というお声もありました。

活発な質問の数々が、講師陣にはとても嬉しかったです!

またいろいろとピックアップしてご紹介したいです♪

遠く岡山などから来てくださった方々もいらっしゃいまして、貴重な出会いの数々に本当にありがとうございました!!

最後に、こちらは今日の私の持ち物です!!手荷物検査したらびっくりされちゃいそうです〜!みなさんおつかれさまでした!!

高垣俊介先生に直接施術をお願いしたい方はこちらからお問い合わせくださいね。

池袋オステオパシー施術院

https://sites.google.com/view/ikebukuro-osteopathy