バレエ黎明期のチュチュはどんな素材で作られていたか。
今のような布の加工技術がないころは、木綿が主な素材であったようです。
さまざまな高価な布地は貴族たちに使われたのかもしれませんが、バレエに用いるには高いこともあったのではないでしょうか。
そして軽やかさをみせるために、ろうで固めたスカートを履いていたという逸話もあるようです。
この写真は2枚ともアンナ・パブロワです。(1881-1931)
劇場の電化ができていなかった時代には、バレリーナたちが火事に巻き込まれてしまうこともあったようです。
衣装の素材にまつわる詳しい時代の変遷は今はっきりわかりませんが、またわかったら載せたいと思います。