最近、夏にヨガリトリートを開催している乗鞍高原に行って、冬景色を撮ってきました。
都会を離れることで、ふだん忘れがちな自然体の自分自身を思い出すことができます。
sns疲れという言葉を見聞きする昨今では、自分をいつもと違う環境において新鮮な刺激を得るというのはとても大切なことだと自分自身をふくめて実感します。
(YouTubeなどで発信しているからこそ、常にアンテナを張り続けることでのストレスや緊張疲れは無くせないものだなと思います…)
そんな延長で思うことは、「比較の競争から抜け出すのは自分の心次第!」ということです。
ささいなことで自信をなくしたり、追い込まれてしまうような気持ちになる時、なんらかのレースに一生懸命のっかろうと焦っていたり、あるいは劣等感を抱くようなことがあるのではないでしょうか。
バレエに限らず、学校、仕事、習い事、いろんなところでそういうことは起こり得ます。
でも、あなたにとって本当に焦点を置くべきところに、意識を集めているでしょうか?
「隣の芝生は青い」のように、実際は視野の狭い範囲で陥っていないでしょうか。
そうだとしたら、もっと肩の力を抜いて、自然体の自分になれるよう、余計な鎧を脱ぎ、削ぎ落としていきましょう。
大自然はそんなときにも大きな力になってくれます。
競争にのっている間の方が、人は安心感を得やすいものです。
しかし、本当に成長するのは、群れない自分で孤独に向き合うときです。
人とのコミュニケーションを取らないということではなく、常に自分の成長に関心を持たせながら、周りの人とも支え合えるという環境がベストであろうとわたしは思っていますし、少なくとも身近な人とはそのようにありたいと思います。
自分は自分。
たまに寂しい自分や、みじめな自分や、好きになれない自分もいるかもしれませんが、あなたの大切な人は、あなたの素敵な面をよくわかってくれています。
だから、むげに投げ出したりせず、丸ごと可愛がってやるつもりで愛情をかけてあげましょう。
本当に成長する一歩を踏み始めたとき、孤独は愛に変わっていくものと私は常に感じています。