ある日のレッスンは、昼と夜に別々の方と個人レッスンでした。
毎回のレッスンに取り組むため心がけているのは、新鮮な気持ちになることです。
そのためにアイテムからも役立つことがあります。
それは、身に付けるコーディネートを変えて、新鮮な気持ちで鏡に向き合うということです。
毎日毎日と立て続けにレッスンをしていながら、新鮮な気持ちで自分自身もバレエに取り組むためには、鏡にむかうレオタードとスカートのコーディネートを変えるだけでもずいぶんと助けられます。
同じ場所で、時間帯関係なくバレエレッスン…ともなると、講師としては自分自身のマネジメントも大事。マンネリにならずに今日この瞬間としっかり向き合うためです。
レオタードはもちろんのこと、気分に大きく作用するのがスカートかもしれないと最近思うのは、丈やデザインによって「トロマンティック」なのか「みっちりしっかり」なのか「遊び心」かが脚の見せ具合やスカートの重みや軽さで印象づけられるという点です。
タック多めでひらっと大人ぽく広がるのか、それともプルオンスカートで軽やかにチュールがふわっと舞うのか。
レオタードやスカートを選ぶときに動きの質感もイメージして選ぶようになったので、より気分を感じやすくなったのかもしれません。そんな楽しみを授けてくださったのもシルフィーヌさんのおかげです。
日常でもスカートで気分を変えるのが好きで、もしかしたら10代〜20代のころよりも今の方がぐっと楽しめているかもしれません。