いよいよ梅雨が近くなってきました。低気圧が続くと心身がだるく感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バレエやヨガのやる気がペースダウン…となってしまってはもったいない、そんな日は。
スパイスの力を借りて体の内からリセットしてみましょう!
とってもかんたんですぐに試せるのが、スパイスをお茶に入れること。
いつものティータイムにスパイスを足すだけで、ハーブ特有の効果を得られて健康にも良いです。
チャイ風スパイスミルクティー
紅茶のミルクティーを作る要領で一杯淹れる。
スパイスは、スーパーで買える身近なスパイスのシナモン、ジンジャー、カルダモンが試しやすくておすすめ。
さらに、グローブ、クミンなども入れると本格的な香りが立ちます。
入れる量はほんのひと振りから試してみましょう。入れすぎて濃くなりすぎないように…。
カルダモンは紅茶やコーヒーに入れると浄化作用があるともいわれ、また発汗作用や消化促進、リラックス、呼吸器の不調を整える、などがいわれます。
シナモンも身近なスパイスですが体を温めてくれるので、梅雨どきの冷えやすい体にもぴったりです。(かえって生理中は出血促進されてしまうのでシナモンを控えた方がいいとも言われます)
クミンはインドカレーに代表されるような独特の香りですが、抗酸化・抗菌化作用が高く、貧血対策にもきき、健康面にも良いと言われます。クミンは入れすぎると香りが強くなりやすい気がしているので、わたしはできるだけ少量にしていますが、それでも体がパワフルになるのを感じます。
甘味はお好みで。仮に甘さを入れなくても、スパイスの香りだけでもパワフルなので、心身がリセットできますよ。メープルシロップなども合いますね。
ゆるい感じのチャイ風スパイスミルクティーなら、濃いチャイが苦手な人も自分で好みにできます。私自身も薄めが好きなので調整できて胃腸にもやさしいです。
夜ならばノンカフェインの紅茶でもいいですね。
ジメジメとした季節は、アーユルヴェーダでは、「水」や「大地」のエネルギー要素が強く、体が重だるくなりやすいと考えられ、スパイスで心身を整えたりヨガなどの軽い運動で血流を上げることを推奨されています。雨が多く、冷たい、重たい、どんより、そういった要素が自然環境だけでなく私たち人間の中にも作用すると考えるところが興味深いですよね。
だれでもスパイスを感じると体の中がカッカッとしてきたり、汗をかいたり、目が覚めたり、ほっとしたり、体験したことがあるのではないかと思います。それをうまく活用してしまいましょう、ということですね。
健康にも美容にも良い「スパイスの力」をうまく取り入れていきたいですね!