バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

Art & Ballet のバレエに込めたクリムトへの想い

今日は久しぶりに、Art & Ballet クリムト《星彩歌》という振付作品を踊るレッスンをしました。

横に30mもある大きな絵《ベートーヴェン・フリーズ》というクリムトの作品をバレエにしました。

振付した当初2019年はクリムト展、ウィーンの美術展が続いて来日し、インスピレーションをバレエに注ぎ込んで作ったものです。

これらはみな《ベートーヴェン・フリーズ》の一部です。

初回のころから表現を深める楽しいレッスンとなり、復刻レッスンということで駆けつけてくださった方や、今年は挑戦してみようと決心してくださった方々がお集まりくださいました。ありがとうございました!

クリムトは《接吻》で有名な画家ですが、第九の歓喜の歌を《ベートーヴェン・フリーズ》という絵に表現したものを、私なりにバレエにしました。

接吻は有名ですね。ベートーヴェン・フリーズの接吻が元になったと言われています。

その絵は、2m✖︎30mを超える大きな壁画で、革新派であったクリムトならではの絵です。

クリムトといえば、独特な色彩に光る金色、幾何学模様、ジャポニズム、はっとする美しい女性たち、なまめかしく力強い愛…

クリムトと深いパートナーであったエミーリエという女性。

ここで歓喜の歌をバレエにするなら、私は《爆発だ!》と感じました。

なのでArt & Ballet シリーズのレパートリーの中では、爆発系です。

バレエのタイトルに「星彩歌(せいさいか)」と名づけたのも、歓喜の歌の《全世界に接吻を!》という絵のテーマから、振付に降りてきたものです。

今日久しぶりに皆さんと踊って、今のような時代に突き抜けるようなパワーを身体の中に焚き付け、みんなで結集させることの喜びをあらためて感じました。

また復刻レッスンをやりたいです。

初回のころの思い出とともに。

今年の年末レッスンでは、シルフィーヌさんが特別に感謝のギフトを届けてくださいました!

ありがとうございました!