バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

赤ちゃんの寝かしつけにプラネタリウム

我が家では生後半年くらいになった頃、なにか寝室を素敵にデザインしてあげたいと思い、プラネタリウムを天井に映すようになりました。

赤ちゃんは光る物が好きです。

家には間接照明もありますが寝かしつけで見るには少々明るすぎますし、ベッドで寝転んで見るのは結局天井なのです。

また、いかにも赤ちゃん向けだけのアイテムやキャラクター物ばかりに囲まれるというのもちょっと迷うところで…(本人の好みがはっきりしてくれば別ですが)大人も共にする空間なので、ちょっとセンスよくねんねの空間をおしゃれにしてあげたいと思っていました。

そこで夫がプラネタリウムを設置して、秋の虫の音のBGMを流しています。

いかにも子供向けのライトではなく、むしろ大人向けのリラックスと安眠を誘うプラネタリウムで、細かい星々が真っ暗の部屋にくっきりと現れます。

赤ちゃんでも天の川のプラネタリウムはよく見えていて、わぁっと目を光らせて見上げています。眩しいこともなく、完全に遮光などしなくても自然に寝ています。

習慣になった今、星空を見ると寝る時間なんだとわかっていて、ねんねのスイッチにもなっています。抱っこをせがんだりもあまりせず自分でゴロゴロしながら気づけば寝てしまいます。

星の光が手や足に当たると、星をつかまえる遊びをしたりもします。

星をつかまえようとして、小さなお手手で追いかけてタッチしたら、あれれ?パパの顔だった…親子でニコッと笑顔になってしまう、そんな瞬間も日々あります。

自宅で手軽におもちゃ感覚で使えて、流れ星もあります。大人から見てもなかなかリアルです。流れ星も定期的に出現する感じではあるのですが、動き方がまさにそれっぽいので、見つけるとわかっていてもうれしくなります。

よく乗鞍の山でヨガ・リトリートやバレエ・キャンプを開催している中で天体観測をしていましたので、山ではない市街地の自宅でも思い出すことができます。

リトリートする場所から帰ったあとも、思い出す機会があるというのは大事なこと。

自然と触れ合う気持ちを擬似体験でも思い出すと、心の健康にもいいですね。

あなたは夜のルーティンはありますか?

たとえプラネタリウムではなくても、あなたにとって夜の好きな習慣を持つことは大切です。

毎日毎日忙しく働いて、いろんな出来事に遭遇したり思考や感情が働いて、同じ一日はないものです。

心を整えるということは、いろんな形に変化した状態から、調子のいい状態に持ち直してあげること。

ルーティンにすることで、今日という日の自分自身を落ち着かせて、マインドフルネスを感じながら1日を終えることができますね。

私は子どもが寝た後でも、自分がストレッチしながらプラネタリウムをぼーっと眺めて見たりすることもあります。(寝落ちしそうな時はタイマー機能が便利です。)

星空が好きだけど住んでいる場所からは見えにくい、という方にはこちらおすすめです。

赤ちゃんと星空を感じながら眠りにつけるというのは、私たち家族にとって落ち着く時間を整え、素敵な思い出のできるルーティンになっています。