子どもと過ごす初めての秋は、芸術鑑賞に出かける機会は少ないけど、日常の当たり前の小さな幸せをひとつひとつ拾い集めて、それも芸術の豊かさ。
お日さまあたたかいね。
葉っぱがきれいだね。
お空が青くて気持ちいいね。
お花が咲いてるね。見える…?
赤ちゃんに語りかけることって、大人がマインドフルになって感じることを語りかけるのだなと気づきます。
もし、一人でストレスいっぱいに忙しく街を歩いていたとしたら、街路樹や花の美しさを見逃してしまうことでしょう。
この世界はこんなに美しいものがあるよ、と語りかけてあげたくなります。
ひんやりとした空気が朝晩に立ち込めるようになってきました。
抱っこ紐での寝息はこちらの胸を温めてくれて、そっと自分も背中に羽織る気温になったことで晩秋を感じます。
体が一つじゃ足りないけれど、実り豊かな季節を楽しみたい思いはいっぱい。