疲れていると、気づかないうちに下を向いてしまっているものです。
小さな子どもと接していても、お世話をするのに目線を低くすることもあります。
忙しさに追われていると、目線のことを考える余裕もありません。
でも、私はバレエの体の記憶から、下を向いていると気づきます。
頭が重たいからです。
踊りながら目線が上がっていると、頭から背中まで、ふわりと軽くなります。
静かであっても、頭が空に近いような、浮遊感が心地よいのです。
目線を上げると、
生きる空気が
明るくなる。
息をつき直し、目線を上げてみると、空の美しさに気づきます。
子どものイキイキとした表情にも気づきます。
そして何より、今この瞬間が映画だったら… 《主人公の生き方は切り替わるはず》と想像を広げてみるのです。
意識を変えると、物語の演出が変わっていく。
どうしようもなく疲れていても、まずは目線から上げてみると、体も心も少し軽くなっていく。
そのための練習だと思って過ごしています。
