仕事に入る前、
頭を切り替える。
子どもが近くにいる日常では、
そのタイミングを思い切らないといけない。
えい、と飛び込んで
バレエに集中する。
気づけば、フローの中にいた。
産前のころに戻ったような感覚。
終わって、子どものそばに戻ると、
日常の重みがそっとわかる。
「いつも、これだけのことを
積み重ねていたんだ」
それは、重苦しさとは少し違っていて。
子どものきらきらした笑顔に
ほぐされながら、
大事に生きていると感じる、
確かな手ごたえ。
強くなろうとしなくても、
もう、強くなっている。
そんなことを、 しなやかに感じていた。
