バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

自宅でバレエの世界に触れよう iTunesStoreで鑑賞できるドキュメンタリー・バレエ映画リスト

バレエに興味があるけれど、なかなか劇場まで出かけられない・・・
そんな方に、オンラインのiTunes Store上で鑑賞できるバレエ映画リストをご紹介します。 いずれもドキュメンタリー作品で、バレエの世界の本格的な雰囲気に触れ、リアルなバレリーナたちの姿から刺激を得られることと思います。

iTunes Storeでは、オンラインで映画のレンタルができるのでいつでもどこでもすぐに鑑賞できて、しかもレンタルでしたら、料金が500円未満なので、とても便利です。

ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(字幕版)

ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(字幕版)

ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(字幕版)

  • ベス・カーグマン
  • ドキュメンタリー
  • ¥2037
ニューヨークで開催される国際コンクール、ユース・アメリカ・グランプリに出場する若いダンサーたちの姿を追ったドキュメンタリーです。様々な国籍のダンサーが世界最高峰のコンクールに向けて全身全霊をかけて挑戦する姿は、誰もみな美しい輝きを放っています。それぞれのダンサーの出身地や家庭環境の違いが垣間見えて、様々な境遇を経てコンクール出場までたどり着いている姿からも学ぶものがあります。 映画館で上映されていたときは、視聴した人たちによる、ダンサーたちへの応援メッセージボードがありましたよ。

パリ・オペラ座のすべて(字幕版)

https://itunes.apple.com/jp/movie/pari-opera-zuonosubete-zi/id673206425?uo=4&at=1l3vnGg

世界最高峰のバレエ団のひとつ、フランスの誇るパリ・オペラ座バレエ団の姿を様々な角度から映し出したドキュメンタリーです。ダンサーと振付家たちのリハーサル風景、息を呑むほど美しい舞台の輝きと影、衣装や舞台装置など裏方を務めるスタッフ・経営陣などまで取り上げているのは珍しい作品です。芸術の伝統と革新の狭間で組織として成長を続けようとする姿をリアルに感じ取ることができます。

オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に(字幕版)

https://itunes.apple.com/jp/movie/oreri-yupon-huikeru-yi-shunni/id633395568?uo=4&at=1l3vnGg 上記のパリ・オペラ座バレエ団のプリマ・バレリーナである、オーレリ・デュポンという美しい女性の姿を追ったドキュメンタリーです。バレエ団付属のバレエ学校時代の姿から、トップの座で活躍し続けるしなやかな強さと優雅さがひしひしと伝わってきます。予告編を見るだけでも、研ぎ澄まされた究極の美の真髄を感じられることと思います。

バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び(字幕版)

https://itunes.apple.com/jp/movie/baree-ryusu-yongru-huanbi/id799342192?uo=4&at=1l3vnGg こちらは少し時代を遡り、バレエの黄金時代とよばれる20世紀初めの「バレエ・リュス」という時代をおさめた歴史的なバレエ映画です。バレエ・リュスは、バレエの芸術そのものだけでなく、音楽・衣装・エンターテイメントなどあらゆる文化に影響を与えたといわれています。バレエ・リュスがあったからこそ、現在のように世界中でバレエが広まったといっても過言ではありません。当時の伝説的なダンサーたちの姿が観られます。

Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(字幕版)

https://itunes.apple.com/jp/movie/pina-pina-baushu-yongri-xukeruinochi/id582238022?uo=4&at=1l3vnGg こちらは、クラシック・バレエの枠を超えたもっと広義の「ダンス」に触れられます。ドイツの偉大なダンサー・振付家、ピナ・バウシュの世界観をたっぷりと表したドキュメンタリーです。クラシックバレエのイメージからは超越していて、演劇的なダンスとも表現されたりします。予告編だけでもぜひご覧になってみてください。愛情、憎しみ、哀しみ、命、魂、そういった主題を独自の身体言語で描き出すピナ・バウシュの世界観にどっぷりはまると、言葉がなくてもこんなにも心が伝わるものなのかと学ばされます。"Dance,dance, Otherwise we are lost.(踊り続けなさい。自らを失わないように。)"という彼女の言葉は、私の最も好きな言葉のひとつで、映画館でこちらの作品を観て本気で泣きました。

これからも素晴らしいバレエ映画が増えていくことを願っています。

(各情報は、2015年6月26日現在のものです。)