最近書店で見かけた、パリと銀座でマナースクールを主宰されている矢部惠子さんという方のご本を読んでいます。
『品の良さがあふれ出る女性 品のかけらもない女性』(大和書房)
タイトルのインパクトがあって、ちょっとドキッとしますね・・・
ヨーロッパの特にフランス文化圏の人たちから学んだ、洗練された人生の生き方を交えながら、マナーを身につけて美しく生きるための身近な実践法が紹介されています。
体と心のセルフケアに関する一節がありました。
健康は、人生を愉しむための土台。フランス人女性は、心と体が健康であることが「美しさ」の基本と考えています。
健康は、人生を愉しむ土台であるということ。健康でなかったら、なかなか愉しむ余裕もないものですよね。
マナーは、決して他人のためにあるのではありません。心と体はつながっています。自分の心と体に目や耳を傾けることは、自分に対してのマナーなのです。
自分の心と体に向き合うことは、自分自身という存在に対してのマナーでもあるという考え方が素敵だなと思いました。
普通、マナーというと、社会常識であったり、他人に対して失礼にならないようにとか、そう言ったことに目を向けがちですが、マナーという言葉へのイメージが変わりました。
私は心のゆとりを自分に思い出させるために、こまめに「自分のために花を買う」ことを心がけています。
部屋の中がパッと明るくなるだけでなく、ヨガで良い習慣とされる「吉祥物を眺める(心が落ち着くものを見る)」ということにもつながります。
矢部惠子さんも、部屋にフレッシュな花を一輪でもいいので飾りましょうということを紹介されていて、共感します。
自分を大切にするための習慣。これから年末年始忙しくなる人もいるかと思いますが、小さなことでも心がけていきたいですね。