大自然でのヨガ・リトリートを開催していますが、「山では、どんな服装をしたらよいのだろう?」と気になる方が多くいらっしゃるようです。
そこで、山歩き・森林浴・散策などで便利なアウトドアウェアをいくつかピックアップしてみました。
私自身も、乗鞍高原などの大自然に行くようになるまでは、どんなアウトドア用品が便利なのかもわからなかったのですが、
少しずつ、便利なもの・好きなものを集めていきました。
女性の方は、特に、使い勝手や実用性が気になると思います。少しでもお役立ていただけたらと思い、私物と似たラインナップのものを少しまとめてみました。
※ ヨガ・リトリートin乗鞍では、すべてのアイテムが必携ではありません。ご来光を見に行く方や、登山道を散策される際にはご検討いただくとおすすめのウェア・グッズです。
リュックサック・バックパック
日帰り〜1泊2日程度で山歩き・旅行に便利な、大きすぎないリュック(バックパック)として、身長150センチの私は、25リットルサイズのものを使っています。
1日トレッキングするくらいで、テント泊まではいかないくらいの荷物の量で、ちょうどいい大きさです。
登山用のものは、雨よけの防水カバーと、胸用・腰用ベルトもついています。(必要のないときは収納しておけます)
山は天気が変わりやすいので、登山するならタウンユースよりも安心です。
登山靴
乗鞍高原の麓のあたりでしたら、スニーカーでも十分歩けますが、少し山道を入ると、登山靴があった方が安心です。
- 朝露・雨などで濡れていると、丸太や岩がすべりやすいため
- 小石が靴の中に入らないようにするため
乗鞍のご来光を見るには、バスから降りて、大黒岳というところが見晴らしがよくて展望に良い場所の一つですが、そちらを歩くにも、登山靴の方が安心かと思います。
ウィンドブレーカー・雨具
リュックと同じく、風・雨・雪に強いウィンドブレーカー・雨具も大切です。乗鞍のご来光を見に行く時は、必携です。気温が低いため体感気温が氷点下になり、強風が吹いているので上下とも必要です。天候が荒れていなくとも、少し肌寒いときに羽織れて便利です。
コンパクトになるものが多いので、バックパックの中にひそませておきます。(写真は上下のウインドブレーカーと、ライトダウンです。)
雪がふっている時期の散策にも、雪で濡れないので重宝しています。
速乾性のよいシャツ・アンダーウェア
山歩きをしていると、汗をかいたり、雨で濡れたりすることがあり、速乾性のよい素材を着ることがポイントです。
綿・コットンでは、水分がなかなか乾かないので、冷えて風邪をひいたりしないよう、素材もよくチェックしてみましょう。
トレッキングパンツ
茂みの深い山道を歩くときは、木の枝などがひっかかることで布がやぶれてしまうこともあるので、登山用のズボンを履いて散策しています。乗鞍高原周辺は、舗装されている道が多いので、登山道などに入らなければ、登山用でなくとも大丈夫です。
寒い時期でなければ、ハーフパンツや、山スカートなどを合わせるのもよいと思います。
スポーツタイツ
体を動きやすくするコンディショニングウェア、ワコールのCW-Xのスポーツタイツを、山に行くときはだいたい持っていきます。
着圧タイツで疲労感が軽減されるという効果があるそうで、サポーターをつけているような感じです。実際は、疲労軽減というより、温かさと動きのストレスをなくすためにスパッツを使います。
外ヨガのときは、ハーフパンツにあわせて、脚を大きく動かすために活用しています。
厚めの種類のものは、普通のタイツよりも暖かいので、雪の降る時期などにも重宝しています。
着圧軽め〜強めまで様々なタイプがあるので、用途に応じて選べるのがいいところです。
アームカバー・レッグカバーなどもあり、半袖の時に足したりできます。
ダウンジャケット
軽量のアウトドアダウンも、冬は必携です。冬でなくとも、ある程度標高の高いエリアに行くときは、朝夜は寒暖差があるので、必ず持っていきます。
コンパクトに携帯できるので重宝しています。
ご来光をみるときは、ダウンを着てウィンドブレーカーをその上に着ています。
手袋・帽子・ネックウォーマーなど
標高の高い場所にいくときは、強風なことが多いので、手袋・帽子・ネックウォーマーなどを持っていきましょう。乗鞍のご来光を見るには必携です。耳や頭が強風でさらされると、体調が悪くなってしまう方も多いので、防寒対策はしておきましょう。
コンパクトで吸水性の高いスポンジタオル
旅先で温泉に入ったりすることがよくありますが、何枚もタオルを持ち歩くのはかさばりますし、濡れたまま持ち歩くのは大変です。そこで、吸水性のよいスポンジタオルを一つ持ち歩いています。
お風呂上がりでも全身拭くことができますし、すぐに絞って水分を抜いたり、洗うことも簡単にできるので便利です。
防水性仕分けバッグ
こちらの記事で書きましたが、濡れた着替えの服などをしまっておける防水性の仕分けバッグも便利です。
濡れたタオルを入れたり、雨が降ってきたときに携帯など濡らしたくないものを入れたり、いろんな用途に使えます。
熊鈴
ウェアではないですが。山には熊鈴を持っていきましょう。乗鞍高原にはツキノワグマが生息していますので、熊鈴は必要です。
消音機能がついていて、カチッとひっぱると音がでないようにできる熊鈴があります。値段は少し上がりますが、鈴の音も遠くまで響き、街中では止めておけるので便利です。
デザイン重視の熊鈴の多くは、あまり音が響かないので、ちょっと心配なときがあります・・・
アウトドアウェア・グッズが購入できるお店の例
http://sportsxproject.jp/x-shop/shop-search?branch_grp_cd=LB
https://www.kojitusanso.jp/shop/
http://www.goldwin.co.jp/tnf/shoplist/tnfshop.html
大自然の中でも楽しく有意義な時間を過ごせることが一番。実用的なアウトドア用品を自分の手で選んだり、活用してみることも、楽しみの一つになるのではないでしょうか。