バレエの柔軟といえば、やはり”開脚”です。
ストレッチ用のゴムを使うと、こんな風になります。
両足の裏に輪っか状のゴムをひっかけて、横に180度開脚をします。
普通のヨガでは、ここまで開く必要もない方も多いと思います(笑)。
柔軟性を高めたい方からよく質問を受けるのですが・・・ バレリーナがここまで脚を開ける理由は、 単に横に広げているだけでなく、股関節と膝のお皿を外に向くように回している(外旋している)からです。
動画のように体を前に倒しても、膝のお皿とつま先が上を向いてキープできるくらい、股関節から太ももを外旋(ここでは後ろの方向へ太ももを回す)させています。そうしなければ、骨格の構造上、ここまで開くことができない、という秘訣が隠れています。
開脚をしたまま、サイドのストレッチもします。
脚を開きつつ伸ばして筋肉を活性化しつつ、腰〜脇腹〜脇の下・胸全体も開放していきます。
このように、どんなに開脚していても、腰から上の上半身は伸びやかでいられるように体を作っています。 手脚をダイナミックに動かしても上半身がぶれないのは、こうしたトレーニングに支えられているからです。