デスクワーカーの多くの人が悩む、肩こり、腰痛。 オフィスヨガを開催するときにも、たくさんの方が悩んでいらっしゃるのを目の当たりにしてきました。
アメリカでは、スタンディングデスクを支給する先進的な企業も増えてきています。ただ、まだ市販のものは数も限られており、値段もややお高めです。
そこで、ITエンジニアをしている私の夫は、スタンディングデスクを自作して、早くも1年使用していますが、かなり体調が改善されました。その様子をご紹介します。
噂のスタンディングデスク、どうやって作ったの?
こちらが彼のデスクです。手前にあるデスクと比べて、高さが異なるのがお分かりかと思います。
こちらの会社では、普通のデスクしかありません。いったいどうやって作ったのかというと・・・
デスクの下に、高さを持ち上げる台を自作しました。重量にも耐えられるようにそれなりの強度を考慮して設計しています。オフィスで電動工具使って組み立てたそうで、はじめ、周りの方々はびっくりされたことでしょう・・・(笑)
このデスクをみて、「自分もスタンディングデスクにしたい!」という同僚の方々がいらっしゃったそうで、その方々の分まで作ってしまいました。
身長に合わせて高さをカスタマイズしたり、土台そのものの安定を持たせるために細かく設計していたようですが、こちらの詳細は彼自身のブログで書いてもらおうと思います。
スタンディングデスクの使い心地は?
使い始めて1年。「ずっと立ちっぱなしで疲れないのですか?」と多くの人に聞かれるそうですが、スタンディングデスクの方がずっと調子が良いそうです。
自宅のデスクもスタンディングにしようとしているほどです。彼はもともと平均より脚力があるほうだと思いますが、思ったより苦ではなく、むしろ腰痛がなくなって良いということです。
脚を動かしたくなると、バランスボールでストレッチしたり。座りっぱなしよりも健康に良さそうです。
身長や肘の高さにぴったり合わせないと、逆効果になってしまうこともあるので、調整が大事です。
ディスプレーなどを見るときの目線の高さも、人間工学的にみやすいように、少し高さを持ち上げて工夫しています。
以前こちらの記事にも書きましたが、特に日本人は座る時間が長いそうです。
肩こりの原因に向き合う ー デスクワーク・作業効率化で座る時間が最も長い日本人 - バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ
働く環境をどうデザインするかも自分次第。
座りっぱなしで腰痛・肩こりなどに悩んでいる方は、発想を転換して、スタンディングデスクも使ってみてはいかがでしょうか。