バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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雑誌『Number Do 体幹論』「アスリートの体幹論 理論と実践から読み解く、驚愕の“バレリーナの体幹”」の記事

長友選手が表紙になっていた「Number Do 体幹論」にバレエの強靭な体幹について掲載されていました。

Number Do 体幹論―長友佑都が教える走れる体の作り方

Number Do 体幹論―長友佑都が教える走れる体の作り方 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバープラス)

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アスリートの体幹論 理論と実践から読み解く、驚愕の“バレリーナの体幹”

滑らかなラインを描く体でありながら、強靭な構造を秘め持つ。
専門家も驚いた、スポーツ選手に匹敵するバレリーナの体幹とは。

最近、バレエのレッスン・トレーニングが養う体幹の強さは、様々なスポーツの分野から注目されています。こうして雑誌でも取り上げられるようになりました。

スポーツ科学の著書を多く出版されている東京大学教授の石井直方教授は、ご自身がボディビルダーでもあるそうですが、バレエの動きや筋肉を分析した際に、バレリーナの体幹の強さに驚いたそうです。

見開き4ページで掲載されているので是非読んでみてください。

一部引用

特に、お腹の中で背骨に沿ってついている大腰筋が、一般女性の2倍以上は太い。
一般に体幹を保持する以外に、太腿を前に上げる際にも使われる筋肉です。
体幹の重要な一要素である筋肉が、同時に体幹の外に対して使われる筋肉でもあるわけで、体幹の力が外に対して連動して伝わるようにもなっているわけです

ウエスト周り・骨盤周り・腰部の筋肉は、バレエを踊る人たちにとって特に大切な部分です。

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脚を360度の方向にどれだけの角度で上げても、回転しても、ジャンプをしても、ブレない上半身になるために、体幹の力は必要不可欠です。

おそらく、プロフェッショナルのバレエダンサーは細身の体型の人ばかりなので、ただ細くて柔軟性が高いだけに見えてしまうかもしれませんが、バレリーナの体幹は想像以上に強いものです。

その体幹があって、スムーズな重心移動バランス感覚を持ち合わせているので、動きに無駄がなくなります

体幹の使い方、バランスの取り方など、バレエには他ジャンルに応用可能な面があるはず。

バレエの身体能力は、ダンスだけでなく、様々な競技にも応用可能だと私も思っています。

フィギュアスケート・体操などだけでなく、重心移動・バランス感覚の素早いコントロールが必要なスポーツ全般に通じる身体能力を鍛えることができます。

無駄な動きをせずに、効率良い動きが生まれ、しなやかに軸がスーッと移動していく感覚は、バレエの養う身体能力ならではです。

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「バレエヨガ」では、しなやかで強靭なバレエの体幹のパワーを目覚めさせられるように、バレエのトレーニングとヨガを組み合わせています。

バレリーナの体幹についてもっと詳しく読んでみたい方は、Number Doを読んでみてください。Kindle版もあります。

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