バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

「どんどん下手にやりなさい」アーティスト岡本太郎氏の言葉

好きな言葉を紹介します。

ちょっぴり自信がなくても、えいや!と気持ちを込めて踏み出したいときに、自分の中で唱えたい言葉。

「どんどん下手にやりなさい。」

岡本太郎氏のメッセージ。

うまく作る必要なんかない。

かまわないから、どんどん下手にやりなさい。

その人独特の文体というものがあるはずだ。

絵ならその人の色。

ダンスなら、その身体の動きの物語る世界

それは自分が発見し、確かめてゆくもの。

教わることはできない。

芸術は創造だというのはその意味だ。

何かを創り出したりチャレンジしようとすると、「うまくやろう」という気持ちはどうしても働いてしまうもの。

でも、「うまくやろう」と狙いすぎて、考え過ぎてしまったら、何も行動できなくなってしまう。そんなこともありますよね。

だから、どんどん下手にやりなさい。 という言葉が背中を押してくれるんです。

下手でもいいからやってみるという気合いが、すべてを前に進めてくれる。

教える仕事をしているのに、「教わることはできない」というのは私も常に意識していることですが、レッスンは学ぶ人が受け身の気持ちでは完成しないということ。

パの形や動きの方法は習うことができても、

自分の体を通して理解して、

「自分のもの」に消化していけるのは、自分自身。

他人が代わりになることはできない。

教える人は、そのサポート役であるということ。

「その人独特の文体というものを、自分が発見し、確かめてゆく」

それはダンス、バレエでも同じことです。

人生や年齢や経験をもっての自分なりの表現を探っていく。自分だけの正解を作り上げていく。

うまくやろうと変に考えすぎずに、どんどん下手でもいいという覚悟でやる。

行動したという事実が、その先に進めてくれる。

だから、考え過ぎて動けなくなってしまうなら、どんどん下手でもやってみよう。

大人になるほど、下手にやることのは恐ろしくなる。

傷つきたくない、恥ずかしいことになりたくない、自信がない、といった気持ちが邪魔をする。

でも、やってみれば、何かがわかる。

見えていなかった世界が見えてくる。

やるか?やらないか?、というモヤモヤ迷いではなく、

もっとこうしたい!もっとコレを進めたい!という明確でクリアなやりたいことが湧き出ていく。

やってみないとわからないことに出会える人生は楽しい。

そんな心意気を、バレエ美人塾のメンバーのみなさんは、きっと実体験を通して感じていることと思います。

「踊るのが楽しい!」

そんな楽しさも、勇気を出してやってみたから、自分の心でわかったことですものね。

勇気が湧き出る岡本太郎氏の言葉、またシェアしますね。

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